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赦し 05 ページ27
「もちろん」
そう囁く赤司の背に手を回し、強く抱き合う。
「________ゆかり
顔をあげて」
「無理_____です」
「何で?」
「それは________その......恥ずかしいよ」
赤司は、小さくため息をついてから、改めて聞く。
「ねえ、僕達って付き合っているんだよね?」
「つきあっ?!
まぁ、そう____かな」
「んじゃ、遠慮なく」
え?と聞き返す間もなく、顎をぐいと持ち上げられ、微かに赤い顔を見られる。
鷹野が状況を理解する隙すら与えられずに
目を瞑り、固まっていると、額に柔らかい感触を感じる。
「え...?」
恐る恐る片目を開くと、そっぽを向いている赤司の姿。
その赤司の頬は鷹野と同じく微かに頬を赤く染めていた。
そして、意を決して、鷹野は赤司の頬に手を添える。
予想外だったのか、目を見開く赤司の頬に自身の唇をつけた。
「_____!?」
パッと離れて、悪戯っぽく笑って
「お返しです。やられっぱなしはあまり好きではないので」
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作者名:ケロ@9 | 作成日時:2013年11月30日 10時