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赦し 04 ページ26
「赦す赦される以前の問題......
赤司君は強いね
人は、考え方の違いで苦しんだり楽になったりする、って私は思っている
だけど、私は赤司君みたいに強くない
だから、ちょっと考え方を変えるよ」
赤司の胸の中に頭を埋め、鷹野は深呼吸してから続けた。
「私は、彼......
お兄ちゃんが何を思っているのか分かりません。
でも、それじゃあ私は前に進めない。
だから、私は__________
お兄ちゃんの分まで、
人一倍、悲しみ
苦しんだり、悔やんだり。
そして、楽しい思い出を、幸せになります。
赤司君は、私を幸せに出来ますか?」
声を震わせながら、赤司の服をぎゅっと掴む。
そんな姿をみて、赤司は、ふっと笑って耳元に口を寄せた。
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作者名:ケロ@9 | 作成日時:2013年11月30日 10時