そして彼を眺めた黒子のバスケ×とある科学の空間制御【赤司征十郎編】 (ページ19)

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帰り道 02 ページ19

「…僕は、ゆかりさんの言っている事がよくわかりません。ただ…ゆかりさんがどんな気持ちかは、わかりました」

「…いつも、ありがとうね…。こんな、私なんかを…」

「こんな、とか言わないで下さい。…僕は、そんなゆかりさんの事g…」

そういいかけて、身体を震わせる。

そして、鷹野の後ろをじっと見つめる。

「…？」

疑問に思いながら、振り返る。

「…や、やぁ、赤司征十郎君。さ、さっきぶりだね…？」

「…あぁ」

「何しに来たんですか？今、とても良い所だったんですが」

「……そうか。」

そう言って、それ以上何も言わずに帰っていった。

「…？何だったんだろ…そういえば、テツヤは何をいいかけたの？」

「…いえ、今日はやめておきます。それでは、気をつけて帰ってください。それから…」

「…？」

「お帰りなさい、ゆかりさん。」

そう言って、うっすら笑いを浮かべる。

そして、その後ろ姿をしばらく眺めてる。

それから、小さく、しかしはっきりと答えた。

「…ただいま、テツヤ。」

12/20 赤司様の誕生日だぁ…。
ツイッターとかで、0:00になったと同時に、ツイートで画像がたくさんありました。
絵心が悲しいほど無いんで、うpも出来ませんけど…。