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＊
予定では丸一日かかるはずだった練習が、昼過ぎには終わってしまった。それくらい習得もキレもすごかった。
ぶ「もう教えることは何もありませんw」
「わーありがとうございました」
ぶ「撮影は明日場所も予約してあるんで早められないんですけど……この後なんか予定あります？」
「え？いや、練習が夜中まであると思ってたから特になにも。」
ぶ「……僕の別の仕事、手伝ってくれたりしません？w」
「へ？」
カシャッ
カシャッ
広い空と木を揺らす風の音の間に、僕が切るシャッターの音が溶けていくみたいな感覚。
ぶ「あーいいですね、そのままちょっと上むいてください」
僕の指示を聞いて的確に動いてくれる。こんな撮りやすい子なかなかおらんよ。
ぶ「疲れました？」
「いえいえ！なんか今までの撮影より楽しいです」
飲み物を渡すと嬉しそうにそう言いながら、お礼を言ってくれる。
あまりにも慣れた様子で被写体をこなすから、聞いてみたらやっぱりモデルの経験があったみたい。
ぶ「すみません、ほんまやったらモデルさんにお願いする予定やったんですけど」
「いやー……私なんかでいいんですか？ほんと。」
ぶ「んー……思ってた500倍くらいいいですねw」
「ふふ、だいぶですね。それならよかったw」
僕の指示した衣装に身を包んだ彼女。
白いワンピースがよく似合う。
ファインダー越しにそんな彼女を見ていると、ふとあることを思い出した。
ぶ「あ、そういえば」
「はい？」
ぶ「選んでもらってありがとうございました」
「え？」
ぶ「あの、結婚するなら、のやつです。……自分で言うの恥ずかしいですね…w」
「え！あ、そ、その！あのっ！！ご、ごめんなさい……お、おこがましい……」
顔を真っ赤にして足をバタバタとする。
さっきまで澄ました顔をしていたのに、ガラッと変わったその表情はとても幼く見える。
ぶ「ふふ……僕は嬉しかったですよ？」
「ひゃっ！……なんと……尊い……」
ぶ「なにそれw拝まんといてよw」
「……ふふっ、ごめんなさいw」
頬を染めたまま、またクシャっと笑う。
そんな彼女を見て、僕もまた笑う。
「……！ぶんけいさんのそのクシャっとした笑顔、素敵ですよね」
ぶ「…それはこっちのセリフやねんけど」
「……なにこれ恥ずかしい…w」
ぶ「褒めあってもうた」
「ふふ、もうた」
バカップルみたいなやりとりをして、また目を合わせてクスクス笑う。
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よいちょちょ丸。(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» わかります笑。完全に想像ですけど多分合ってると勝手に思ってます笑。R書きたいんですよね〜wありがとうございます！ (2020年3月10日 10時) (
レス) id: 08de0d4f9b (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - てつやさんって本当に玩具使ってそうですよね…リアルで良きです！R待ってます笑笑 (2020年3月10日 8時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
よいちょちょ丸。(プロフ) - Yukiさん» コメントありがとうございます！楽しんでもらえてるの嬉しいです！完全に自己満足で書きためていたので笑。お魚さん好きですか！書いたのあります！笑。そのうち出しますね〜！( ^ω^ ) (2020年3月5日 11時) (レス) id: 08de0d4f9b (このIDを非表示/違反報告)
よいちょちょ丸。(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» てっちゃん推しなのですね！暇になったらぜひ書かせてもらいます^ ^物好き同士、グフグフしましょう←w (2020年3月5日 11時) (レス) id: 08de0d4f9b (このIDを非表示/違反報告)
Yuki(プロフ) - すごく楽しんで読ませていただいてます！お魚さんたち好きなので是非チラ見せでも....！！！いつか見られることを祈ってます！笑 (2020年3月5日 3時) (レス) id: a2999cd47b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よいちょちょ丸。 | 作成日時：2020年2月29日 0時
