まんなか。０４

01 我慢。 ページ2

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し「第一回っ！！！！我慢王〜！！！」


しばゆーのタイトルコールを聞き、私はまたため息をつくのであった。





_____我慢。





し「……ということです」



某テレビ番組の某キス我慢企画をするとのこと。



ゆ「僕たちはほら、お相手がいるのでね、普通に我慢できちゃうってことで、今回は実況と解説を担当させていただきます」

て「いやゆめまるは浮気するやん」

り「しばたも変なマッサージいっちゃうけどね」

し「はて、なんのことやら」

虫「でも一体全体そんな企画、誰が出演してくれるっていうんだい！？」







ゆ「ほんとだったらその手のお店のお姉さんたちをお金で呼んだりすればいいんですけど、それよりも！うちには適任がいると！！」

虫「えぇ！？そんな人が！？！？」

ゆ「そう！！！！リアコからの圧倒的ディスを物ともせず！！！変態リスナーからの絶対的な人気を誇る！！あの！！！！！デリヘルさんです！！」

り「変態リスナーはやばいw」

て「今、画面外でデリこーんな顔しとる」



そう言って笑いながら、私の嫌気で歪んだ顔を真似してみせる。



虫「なんでそんないやそうなんですか！！」

「……私に得ないげ…」

虫「なにぃ〜！？！？人気メンバーとキスできるかもしれないんですよ！？リアコに怒られるよ！？！？」

て「としみつのファン、リアコしかいねぇからな」

と「それは言い過ぎだらw」

り「てつやもたいがいじゃんw」

て「いや、俺のファンはわかってるからね、俺誰とでもそういうことしちゃうってわかってるから大丈夫」

り「大丈夫じゃないじゃんw」

ゆ「そんなリアコ発狂のこの企画、たしかにデリヘルからしたら得がないかもしれない…得がないと本気を出してくれないかもしれない…なので！」

し「我慢できなかった人から5万円のご褒美がでます」

「え！？！？！？」

て「え、ちょっと待って？5万でいいの？」

り「ねぇw金銭感覚バカな人いるじゃんw」

て「5万払えばキスできるってことだよ？」

し「お前この企画向いてねぇよ」

「……全員我慢できなくさせたら20万…？」

と「ちょw突然乗り気になっとるやつおるやんw」

ゆ「いいですねーwデリヘル、目の色が変わりましたね？でも違います」

「え？なんだ、ちがうの？」

ゆ「全員我慢できなかった場合僕たちからお祝い金としてプラス10万プレゼントします！」



ガタンっ


「……やろう！はやくっ！」

「「「「「「www」」」」」」

02→←今更ですが。

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