兄が44人 ページ48
ﾀﾙ「始まって早々なんだが、貴様らと遊ぶのはつまらないと見た。
だから終わらせよう。……"
辺りは静まり返る。何も起こらない。ルシファーの時の様なのかと
周りを見渡す2人。だが本当に何も起こらない。
大ｶﾞ「ﾁｯ､はったりか？」
ﾀﾙ「ﾆﾔｯ、ﾊﾟﾁｨｲﾝｯ)……」
大ｶﾞ「あ？指パッチ((ﾊﾞﾝｯ､ﾄﾞｻｯ」
大ﾔ「ｯ!?大ガマｯ!!??」
突如として大ガマの眉間の表面が派手に爆破し、反動で大ガマが倒れる。
大ヤモリは側に駆け寄ると
大ｶﾞ「心配すんな、平気だｯ。」
タラりと血を流しながら立ち上がる大ガマ。
大ﾔ(今の攻撃は一体何だ？指を鳴らしての攻撃か？風、系では無いな。多分……)
大ｶﾞ「何かいい案浮かんだか？」
大ﾔ「一か八か、命を懸けた博打だけど、どうする？」
大ｶﾞ「へっ！乗るしかねぇだろ？」
大ヤモリは簡潔に作戦内容を伝えて決行することに。
ﾀﾙ「ﾊﾟﾁｨｲﾝｯ)……」
大ﾔ「"
轟音を上げて炎の壁が大ガマと大ヤモリを包守る。
だがそれが無駄だとでも言うように
大ｶﾞ「ﾊﾞﾝｯ)かﾊｯ!ﾁｯ､ヤロゥ、俺ばっかりｯ!!」
そして炎の中に少し閉じこもって居ても、一向に攻撃されない。
作戦通り、次の動きに出る2人。炎の中から飛び出し、大ガマが大滝の術を繰り出す。
だが全て躱され、全く当たらない。大ヤモリも援護で守りつつ
紅蓮の術を撃ち込んで行くも外れてしまう。
ﾀﾙ「こんなものか。こんなゴミ風情が、アイツを守るなどと、笑いも失せる。
貴様らに、本当に何が出来るというのか。我には到底理解し兼ねる。」
大ｶﾞ「アイツだか、ドイツだか、俺にゃぁ分からねぇけどなぁ…
俺みたいなバカでも、出来る事はあるんだよｯ!!!」
走り込んで、拳を振るう大ガマに冷静でゴミを見るような蔑んだ目を向け
ﾀﾙ「そうだな。死ぬくらいは出来るのだろう？(ﾊﾟﾁｨｲﾝｯ」
大ｶﾞ「ｶﾞｯ)！ﾊｯ!これで1発目だ!!」
大ガマがタルタロスの頬を思い切り殴り倒した。
ﾀﾙ「何故、我の術が効かぬ？」
大ﾔ「やっぱりね、君の術の種明かし、音が関係してるんだろ？」
ﾀﾙ「!!」
大ﾔ「今までの"門の名"と君達が貰ったと言う術は表裏一体。
山犬の術は自信が持つ怒りや敵に対するその他の怒り。
その増幅された怒りから生み出す精神をも揺るがす
強烈な劣等感を伴う幻覚が山犬の精神操作の妖術の種。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒煙(プロフ) - 竜姫さん» ありがとうございます！つ、続き急いで更新しますｯ!!!!(´；ω；｀)←ネタ切れ気味 (2018年11月9日 11時) (
レス) id: a70d2690ad (このIDを非表示/違反報告)
竜姫 - とても面白いです。続きが気になります。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: 649e22ca45 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» 全力で頑張りますｯ!!!!!!!!!（あ、嬉しすぎて鼻血、舞い上がりそう〜♪←← (2018年10月14日 13時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - 応援しています。!!!!!!!(( (2018年10月14日 13時) (レス) id: 1ea3b01be1 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» そう言って頂けてとても嬉しいです!!これからも勿論頑張らせて頂きます!! (2018年10月13日 14時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
