兄が43人 ページ47
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〜切り取り〜
所変り、ここは聖神堂。
薄暗く一定の距離を保った場所にぼんやりと蝋燭の明かりが灯っている。
五角形の部屋の床には、薄暗くて見えないが、線が引かれていた。
そこに居るのは黒髪の小さい妖と、攫われたAが居た。
？「弟君達は、響の門まで来ておるぞ。」
貴「……そうか。構わない、始めろ夜叉。」
夜叉「良いのか？失敗すれば、弟君達の前で死ぬのじゃぞ。」
重苦しい空気の中、扉を開けて入って来たのは
ﾙｼﾌｧｰ「A様!!(ﾀﾞｯ､ｷﾞｭｯ」
貴「ぅおっ、と、大丈夫か？ルシファー。」
山犬「A……………様…………(ｷｭｯ」
貴「どうした、山犬。」
Aの胸元に抱き着くルシファーと、裾を握り締める山犬。
そんな2人の頭を撫でて優しく微笑むAと、複雑な顔で眺める夜叉。
ﾙｼﾌｧｰ「駄目だよ、
山犬「山犬達……守る、……から。頑張る、…から。……や、めて？」
貴「お前達………。」
夜叉「儂も、やめては欲しい。じゃがA殿が強く想い、覚悟し
やると申すなら、反対せぬ。」
口を閉ざしていた夜叉が静かに諭すようにそう言うと
その言葉に苛立ち食いつくルシファー。
ﾙｼﾌｧｰ「夜叉ｯ!テメェ((夜叉「ただし。」!!」
夜叉「必ず耐え抜き、これからも儂らを纏めて共に生きると誓うならな(ﾆｺｯ」
貴「ﾌｯ、当たり前だろ？俺以外、誰がお前達を纏める。
それに、ちゃんと成功させて、一緒に居るのが視える。」
そう言って遠くを見ながら優しく微笑むAに
夜叉はクルリと背を向けて扉を開けて出ていきながら
夜叉「勝敗はどうであれ、タルタロスがここに来たと同時に始めよ。
それまで儂がちとキツイ喝を入れて置いてやるわいww」
愉快そうに笑いながら今度こそ出て行った夜叉。
背を向けていて分からなかったが
その目は憎悪に満ち溢れていた。
まるで
大切に見守り
育てた
大切な我が子に
手を出した輩
ソイツに噛み付き
引き裂き殺さんばかりの
狂犬の様な
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黒煙(プロフ) - 竜姫さん» ありがとうございます！つ、続き急いで更新しますｯ!!!!(´；ω；｀)←ネタ切れ気味 (2018年11月9日 11時) (
レス) id: a70d2690ad (このIDを非表示/違反報告)
竜姫 - とても面白いです。続きが気になります。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: 649e22ca45 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» 全力で頑張りますｯ!!!!!!!!!（あ、嬉しすぎて鼻血、舞い上がりそう〜♪←← (2018年10月14日 13時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - 応援しています。!!!!!!!(( (2018年10月14日 13時) (レス) id: 1ea3b01be1 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» そう言って頂けてとても嬉しいです!!これからも勿論頑張らせて頂きます!! (2018年10月13日 14時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
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