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兄が45人 ページ49

大ヤ「次にルシファー。彼女の背負う門は狂。彼女の場合は単純明白で

やられてしまったその事が、心に深く根を張るが故に

壊れてしまった。だからその他の者達を殺さずには居られなかった。

殺して、殺して、その言動が周りから狂っていると認識された瞬間に

彼女が今はまで殺してきた骸をも認識する事になり

認識された骸は助けて欲しさに縋り付き、妬ましさが故に引きずり込む。」

否定する素振りも見せずに黙って聞いてるタルタロスに

これで最後だと言わんばかりに

大ヤ「それで。さっきも言ったように関係してるのは音。

1度でもその音を聞くと例えどんな壁を築こうともダメージを与える。

だけどさっきやったように轟音の中、自身の声が響いていても

自分自身が作った音でしか相手を傷付けられない。違うか?」

大ガ「お前、頭いいな。ほとんど何言ってるかわかんねぇけど。」←

大ヤ「黙っててよ馬鹿ガマ。馬鹿が伝染る。」

大ガ「伝染んねぇよ失礼なやつだなッ!?」

2人で言い合い(一方的に大ガマが嘆く)の中

タルタロスは、ゆっくりと顔を上げ、高らかに笑った

タル「フッハハハハハハハハハッ!!!!やるじゃないか、ゴミ風情が!

あぁ、確かにお前の言う分に間違いは見られない。が。」

そこ言葉を切り、手の平を2人に向けながら

タル「見落としたな、必ず我らの術に心情が関係してる事をッ!(ググッ」

タルタロスがゆっくりと拳を握り始めると同時に2人は頭を抑えてもがき苦しみ出す。

大ガ「ゔぅ、あぁぁぁあ!!(んだこれ、耳、鳴り?うるせぇ、頭ん中、爆発しそうッ!」

タル「所詮、貴様らの存在価値や強さは、その程度よ。」

大ガ「!だ、れがッ!テメェ、が、勝手に、決めんなッ!」

タル「ほぉ?立ち上がるのか。」

大ガ「大ヤモリ!!うだうだしてねぇで、やるぞ!!」

大ヤ「今頭、イタィ、のに、ほんと、勝手、だよ、ね?」

頭と心の痛みにより失った目の光は取り戻され立ち上がる。

貴『甘えたくなったら来いよ。自分を偽りすぎる時があるからな。』

大ガ(あの人にまた甘えてぇ。早く取り戻してぇ。)

貴『怖いなら俺が側に居る。だから行こうぜ?お前が行ってみたい所。』

大ヤ(行きたい所まだあるんだけど。早く行こうよ。)

大ガ「"濁龍・津波"(ドォッ」

大ヤ「"炎虎・山火事"(ゴォッ」

木や泥を溜め込んだ濁った水の龍に全てを焼き付くして汚れてしまった炎の虎。

その2匹は、驚き動けないタルタロスに容赦なく噛み付いた。

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黒煙(プロフ) - 竜姫さん» ありがとうございます!つ、続き急いで更新しますッ!!!!(´;ω;`)←ネタ切れ気味 (2018年11月9日 11時) (レス) id: a70d2690ad (このIDを非表示/違反報告)
竜姫 - とても面白いです。続きが気になります。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: 649e22ca45 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» 全力で頑張りますッ!!!!!!!!!(あ、嬉しすぎて鼻血、舞い上がりそう〜♪←← (2018年10月14日 13時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)
青い闇の力 - 応援しています。!!!!!!!(( (2018年10月14日 13時) (レス) id: 1ea3b01be1 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐(プロフ) - 青い闇の力さん» そう言って頂けてとても嬉しいです!!これからも勿論頑張らせて頂きます!! (2018年10月13日 14時) (レス) id: db5018d5ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒耀 x他2人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年1月8日 2時

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