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17話 ページ17

アーヤside

「ここがカイの部屋でこっちがフウの部屋。で、その隣が私の部屋。この3つの部屋以外だったらどこを使っても良いよ!でも彩ちゃんは私の向かい側の部屋にしてほしいな!」

うん!私もそれがいい。

ということで私は菜月ちゃんの向かい側の部屋。

隣に翼でその向かい側に黒木君。

黒木君の隣に上杉君で向かい側に小塚君。

その隣に忍で向かい側に若武という感じになった。

部屋に入ると清潔な部屋に木でできた机やいす、クローゼットがあって小さなソファーの前にはテレビ!

白いベッドはとてもふわふわで気持ちいい!

他にもカーペットやらクッションやらで豪華だった。

「こんなに綺麗で広い部屋を使えるなんてちょっと悪いかも・・・。」

つい声に出しながら持ってきた服や日用品を置いていく。

ハンガーにカーディガンをかけながら気付いた。

「ママ、パジャマ入れるの忘れてる!」

確認でもう一回バッグを探ってみたけどパジャマは入っていない。

家に取りに帰ってみようかな。

でもカギは閉まってるだろうし・・・。

「彩ちゃん、準備できた?開けてもいーい?」

「うん。いいよ。」

菜月ちゃんは縛っていた髪を下ろしていた。

歩くたびに髪がさらさらと揺れて綺麗。

「あれ、着替え中だった?」

「んーまぁそうなんだけど・・・。」

服を忘れるなんてしたことないし、どうしよう。

「パジャマ忘れたの?貸しても良いよ!」

え!?

「なんでわかったの?」

「だって彩ちゃん、そこのクローゼットに全ての服を入れてるよね?クローゼット開いてるし。」

うん。

「で、バッグの中に服は無い。この場合は普通、着替えるよね?実際彩ちゃんはカーディガンをハンガーにかけてる。でも私が入ってきたとき彩ちゃんは座ってた。着替えるときはほとんど立ち上がる。しかもバッグの目の前に座ってたから探し物をしてるって考えたんだよね。で、この状況からパジャマが無いと考えたんだ!」

凄い!さすが天才双子探偵の兄妹!

「ちょっと待ってて!」

飛び出していったかと思うとすぐに戻ってくる。

「これでどうかな?彩ちゃんのことだしかわいい奴がいいと思ってピンクのを持ってきました!」

それはピンク色のハートが散らばっていて右胸の方にはLOVEというロゴまであった。

かわいいけどちょっと恥ずかしいかも・・・。

「これ、叔母さんからもらったんだけど私はこういうの着ないんだよね。彩ちゃんなら絶対似合う!早く来てみて!」

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ねね - 面白かったです!!バカ杉とバカ武の言い合いを見て、消えた黒猫は知っているだったっけ??どれかの本のシリーズで、上杉ではなく、出杉が出て面白かったwwそれが思いだしました! (2021年4月1日 20時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
藤壺 - すごいおもしろかったです (2020年7月19日 21時) (レス) id: 2767eaffef (このIDを非表示/違反報告)
彩奈 - 読みました。とっても面白かったです。ただ一つお願いがあって、会話文の前にその人の名前の頭文字を入れることは可能ですか?できるならばお願いします。例えば若武なら若「」という感じです。 (2019年2月12日 6時) (レス) id: c4ccdcc99d (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトノート - ありがとうございます! (2018年7月29日 14時) (レス) id: 879f49579e (このIDを非表示/違反報告)
ギラティナ(プロフ) - おもろいデス! (2018年5月6日 20時) (レス) id: 7b31dac02f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホワイトノート | 作成日時:2018年4月2日 16時

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