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真昼「…え?」


異様な雰囲気に変わった状況に真昼は困惑する。

詰襟を広げて首筋を出す御園が「リリイ」と呼ぶと蝶の姿になったリリイが御園の首元にいって血を飲み、サーヴァンプと主人を繋ぐ鎖が出現する。


御園「…城田真昼。その猫を僕によこせ。
イエス以外の返答は却下だ。」


リリイの手に大きな鎌が握られていて、真昼たちの前に立ち、その鎌を振りかざしてくる。


クロ「真昼っ…!」


クロは少し反応が遅れた真昼の腕を引っ張り頭を押して体制を低くされたおかげで当たることはなかったが、後ろの柱に大きな傷ができる。


真昼「…か、鎌…!?」


リリイ「はい。できれば私も平和的な手段でいきたいんです。私たちの"お願い"聞いていただけますよ……ね♥」


笑顔とは裏腹に再び鎌を構えて、2人に振りかざし、真昼は慌ててその場から逃げ出した。猫の姿になったクロも一緒に。


真昼「ねえクロ!彼はあなたの兄弟でしょ!?」


クロ「あーー…そんな好戦的な奴じゃないはずだけどなー…?まあ人は変わるしな?」


真昼「どうなってるの…!

(やっと仲間に会えたと思ったのにっ…一緒に椿と戦ってくれるんじゃなかったの…?)」


走って逃げる真昼たちの姿を見たリリイは鎌をしまって御園に歩み寄る。


リリイ「血を飲ませませんでしたねえ。

さて…御園、どうしましょう?」




真昼たちは広い館を走り回って部屋の中に逃げ込もうと大きな扉を開けた。


真昼「ここは…子供部屋…?」


真昼たちが入った部屋は子供部屋だった。
部屋のあちこちに落書きされ、カードで遊んでいる子供たちに本を読んでいる子供たち、追いかけっこをしてる子供たち、絵を描いている子供たち等数え切れないほどの子供がその部屋で遊んでいた。


真昼「あの人の兄弟…?にしては人数が…はっまさかリリイの子…!?」


リリイ「いえいえまさかー」


後を追いかけてきたリリイが後ろからひょこっと現れた。

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ミツ - 更新ありがとう(≧∇≦)真昼ちゃん可愛い♡御園とリリィとの絡みが新鮮♡これからが楽しみ(^ ^) (8月19日 23時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
キララ@現実逃避(プロフ) - ミツさん» うわーー!ありがとうございます!ちょくちょく更新していこうと思っているので楽しみにしていてください! (8月13日 23時) (レス) id: ffe991e8d4 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 真昼成り代わり小説、ありがとう(^○^)キャラとの絡みが楽しみ♪更新楽しみに待ってます♪ (8月12日 9時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キララ@現実逃避 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2023年8月9日 11時

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