ー5ー ページ6
ーAsideー
ハンジさん…
貴「あの、リヴァイさん、一人で行くって…｣
なぜか、一人で行くと言ったリヴァイさんの後を
私の手を引きながらコソコソと着いて行くハンジ…
ﾊﾝｼﾞ「んー？もしものためだよ
もしものね(ニコッ」
明るくて優しくて良い人っぽいけど、
よく分からない…
もしもってなんだろう
そうこうしている内に、ある部屋の前に着いた。
貴「あの、何してるんですか？」
ドアにピッタリと耳をつけ
会話を盗み聞きしているハンジさん
ﾊﾝｼﾞ「リヴァイがもし
許可をとれなかった時のためにね！」
あ、そういう事だったのか！
やっと一連の行動の意味がわかった
ﾊﾝｼﾞ「Aはさ、帰る場所がなかったから
リヴァイに拾われたんだろう？」
貴「ん、まあ、そんな感じなんですかね…」
ﾊﾝｼﾞ「じゃあ、リヴァイが
許可貰えなかったら困るだろう？」
別に困りはしない…
また地下街に戻って毎日必死に生きるだけ。
貴「いえ、困りません。
命を助けていただいただけでも本当に
感謝しているので…｣
ﾊﾝｼﾞ「そっか、でもAは可愛いんだし
何かあってからじゃあ遅いから私も
許可をもらえるように手を尽くすよ(ニコッ」
ここの人達はなんて優しいんだろう…
地下街では感じなかった人の温かさ。
胸の奥がじーんと熱くなる
溢れそうな涙をグッと堪える。
ただ、ただ嬉しかった。
貴「ありがとうございます…
リヴァイさんに助けてもらって、
ハンジさんに会えて、私は幸せ者ですね(ニコッ」
ﾊﾝｼﾞ「やだなぁ！Aは偉いね！
可愛いし、リヴァイには勿体ないなぁ〜」
ハンジさんはちょっと照れながら笑った
.
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那月(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！こんな駄作で宜しければ是非お願いします(*´∀｀) (2020年10月19日 15時) (
レス) id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年10月19日 10時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那月 | 作成日時：2020年7月16日 2時
