【進撃の巨人】ー光をくれた人ー

ー23ー ページ26

ーAsideー



友達になってください


その一言が言えない。



ｱﾙﾐﾝ「あの、良かったらAも一緒に行こう？」



私が俯いて考えていると、


アルミンくんがそう言ってくれた。



貴「え、いいの？」



ｴﾚﾝ「当たり前だ！アルミンの事を
助けてくれたんだし俺たちはもう友達だろ？」



ﾐｶｻ「…うん。」



こんなに簡単に、友達になれるんだ。


嬉しい。


初めての友達。



貴「ありがとう！
エレンくん、アルミンくん、ミカサちゃん」



本当にありがとう。


この人たちが初めての友達…



ｴﾚﾝ「呼び捨てでいいぞ？」



貴「エレン…？」



なんか、くすぐったいような気持ち


こんなの初めて…



ﾐｶｻ「私も、呼び捨てでいい。」



ｱﾙﾐﾝ「僕も！」



貴「うん！」



ｴﾚﾝ「そういや、お前めずらしい髪の色してるな！」



ｱﾙﾐﾝ「すごく綺麗な色だね！」



ﾐｶｻ「白銀…私と反対」



貴「そうかな、ありがとう」



髪か、あんまり気にしたこと無かった…


でも、褒められて嬉しい



ｴﾚﾝ「なぁ、Aはこの辺に住んでるのか？」



ｱﾙﾐﾝ「僕達はこの街にずっと住んでるけど
Aの事は初めて見たな」



ﾐｶｻ「…私も。Aの事街で見かけてたら
絶対忘れない。」



貴「あ、私が住んでるのはこの街じゃないんだ
今日は用事があってここに来たの…」



あ、そうだ！！


ハンジさん！！


忘れてた…



貴「私、そろそろ行かなきゃ！」



ｴﾚﾝ「そうなのか、じゃあまた遊びに来いよ！」



ｱﾙﾐﾝ「待ってるから(ニコッ」



ﾐｶｻ「…また、会おう」



こんな短時間なのにこんなに仲良くなれた。


友達っていいな…



貴「うん！また絶対くる。じゃあ、またね！！」



それより、


早くハンジさんを探さないと…


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ーﾊﾝｼﾞsideー


Aは上手くやったみたいだ。


あんなに楽しそうなAは初めて見た…


私まで嬉しくなっちゃうな


そろそろAを連れて


兵舎に戻らないと。





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