ー18ー ページ20
ーAsideー
訓練が始まってから１ヶ月経った。
訓練を始めた頃と比べて
大分良くなったと思う。
リヴァイさんには遠く及ばないけど、
それなりにできるようになった。
今日は私は特に予定は無いけど、
リヴァイさんは朝から予定があるみたいだったから
朝食を取るために、1人で食堂に向かっていた。
いつもは朝から訓練だから、リヴァイさんと一緒に朝食を済ませるけど、
今日は初めて、1人で食堂を利用する。
パンとスープを受け取り、空いている席に座る。
ﾊﾝｼﾞ「おはよう、A(ニコッ」
朝食を食べ始めるとハンジさんが隣に座り一緒に食べることになった。
貴「おはようございます！」
ﾊﾝｼﾞ「リヴァイが一緒じゃないなんて珍しいねぇ」
貴「はい、今日は予定があるみたいで」
ﾊﾝｼﾞ「そっかそっか〜」
ハンジさんは私がここに来てからというもの何かと気を使ってくれる。
ﾊﾝｼﾞ「どう？ここでの暮らしは。
何か困ってることとかない？？」
貴「大丈夫です、訓練は大変だけど、
地下街にいた頃と比べると
環境も良くて幸せです(ニコッ」
ﾊﾝｼﾞ「そっか、それは良かった。
でも、ここには歳が近い子もいないから
退屈だろう…」
他の調査兵団の方とは話したことないから
気にしてくれてるのかな。
貴「いえ、元々友達もいなかったし、
今はリヴァイさんやハンジさんが居るから」
地下街にいた頃は毎日生きるのに必死で
友達なんか作る余裕なかったから。
それが今は、ご飯も毎日食べられて
訓練や、勉強もさせてもらえて、
リヴァイさんや、ハンジさんがいてくれて
すごく、すごく幸せ
ﾊﾝｼﾞ「そんな風に言われると、なんか照れるなぁ！」
ハンジさんはハハハと笑いながら言った。
何も持っていなかった私にこんなに良くしてくれる。
この人達だけは失いたくない。
私の家族みたいなものだから。
リヴァイさんや、ハンジさんは私の中で
ただの拾ってくれた優しい人から
かけがえのない存在に変わっていた。
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那月(プロフ) - ミルクさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！こんな駄作で宜しければ是非お願いします(*´∀｀) (2020年10月19日 15時) (
レス) id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年10月19日 10時) (レス) id: 243dd4bfbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：那月 | 作成日時：2020年7月16日 2時
