君に心から笑える世界を7

再始4 ページ14

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高専について、いつもの集会所に入れば、悟、硝子、七海、雄、冥さん、歌姫さん、順平、夜蛾先生がいた。






『あれ？今日は少ないね？』



と私が入っていけば、動けるやつは任務だと言っていた。


渋谷でハロウィンを狙った同時多発テロ。
多くの人が犠牲になったと聞けば、やはり恐怖心は煽られる。
おかげで、各地に呪霊がわんさか湧いているらしい…。




悟「……で？…その子は誰ちゃん？」



と私達の連れてきた美鈴を指差す悟。





『指差すな指を……ったく……この子は禪院の分家の子で宗家の使用人をしてる美鈴。私のお気に入りでね…これから私も傑もバタバタして家の事できないだろうし、この子分家でも術式持たずに産まれてるから、扱いも酷いみたいでそばに置いておきたかったから連れてきた。』


と私が笑えば、自由かよ…と私をつっこむ歌姫さん。




硝「それより予定より早く帰ってきたって事は打開策ができたって事でいいの？」


と本題に入る硝子。






『うん。まぁ……可能性は五分五分だけど、他になにかするよりは……何とかなる可能性は高いかな……まぁ一つ問題があるとすれば、金がかかる事かな……』



と私は右手でお金を表すジェスチャーをする。




悟「なに？お金？お金なら僕がなんとでも出来るから大丈夫！でも、それなりの大金って事でしょ？なにに使うの？」





と不思議そうにする悟に私は






『今回の作戦名を発表致します。その名も……高専の中心で愛を叫ぼう！作戦です！』




とドヤ顔で発言するも、皆何言ってんのこいつ？という顔をする。






歌「ネーミングセンス……ダサ……」



とぽつりという歌姫さんとそれに同調する皆……




いいと思ったんだけどな……とふてくされる私。









夜「とりあえず、その作戦をするとして、A…俺達は何をすればいい？」







という夜蛾先生に私はニヤリと笑って、今回は夜蛾先生にも頑張って貰いますよ…といった。





そして、私は各自にやってもらう事を指示する。






『明日と言わずに今日宿儺と話する事出来ますか？』




と私が聞けば、夜蛾先生が電話で上に確認してくれた。



夜蛾先生は携帯を切ると




夜「虎杖との面接許可がおりた。」




と言った。






いよいよ……宿儺とご対面だ………






私は、宿儺と話すために一緒に行った方が良いだろうと悟を筆頭に他2名を連れて悠仁の監 禁される部屋へと向かったのだった。









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