2話 ページ3
「っ！？ゲホｯ！！ガｯ！！」
動揺で吐血する
ニンゲンは面白そうにもつまんなそうにもしず真面目な顔で言ってきた
「どうい、ことだ」
「このルート飽きちゃったんだよね、だからたまにはアンタと組んで違う結末を見たいなーと」
「だったら、これを、やめろ」
「それは生憎できないんだよね、いくらリセットしたって結局はここに戻る、分かってるでしょ？」
「…………」
ニンゲンの言葉に何も言い返せれなかった
これだけ繰り返しておいて今更違う時間軸に行くわけない
「もし仮に僕を殺したとして誰もいない世界で生きても楽しくないでしょ、何も守るものがないのに戦うのは無意味、もう辛いよね」
「っ……」
「何故オイラだけがこんな目に遭わなくちゃいけない？なーんて」
クスクスとニンゲンは笑う
ニンゲンは持っていたナイフをオイラの足元に投げる
「僕と手を組みたいならそのナイフをお取り
呆気なく死ぬ雑魚共に最悪なひと時を遭わせようじゃないか！！」
「…………」
オイラは死ぬ寸前だからまともな思考ができなかったんだと思う
______じゃなきゃ足元に落ちているナイフなんて拾うわけない
ナイフを拾うとニンゲンは笑い叫ぶ
「アッハッハッ！！そうこなくっちゃ！アンタならそう選択してくれると思ったよ！
では別の時間軸で会おうじゃないか！！楽しませてくれよコメディアン」
ニンゲンはリセットボタンを押し姿を消す
これで良かったんだ……
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Chara(早苗) - とても面白いです！！Killer君もこんな感じに狂っていった可能性があるんでしょうね！作者様の気が向く時に更新を頑張って下さいね！ (2021年8月12日 19時) (
レス) id: d44ad2bcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はんぐりぃ | 作成日時：2021年8月2日 17時
