花が十一輪 ページ12
ライのターン
ころんの好きな人か…
《「えーっとね…///優しくて、可愛くて、明るくて…と、とにかく!太陽みたいな人!!////」》
あのりんごみたいに真っ赤に染まったころんを思い出す。
太陽みたいな人か…
ほんとにそういう人いるんだな…
私がその人だったら幸せになれてたのかな?
その人が消えてしまえば…
なんて事を思ってしまう。
私はこれからどうすればいい?
どうしようもない。
私は静かに赤い花を吐いて死ぬ運命。
私の人生はそう決められたんだ。
神様って本当にいると思う?
居たんだとしたらその神様は卑怯だよ。
ニュースとかでよく見る。
事件に巻き込まれた被害者。
事故に遭った人。
災害で自然というものに飲み込まれていく人達。
そして病気という目に見えないものに蝕まれていく人達。
なんにも…なんにも悪くない人達がどんどん死んでいって…
この世界は残酷だよ…
でも、この残酷な世界を作りだしたのは私達人間でもある。
ある意味共食いみたいなもの。
便利になれば便利になるほど、その被害に遭う人達が増える。
って何考えてんだ私。
でも、やっぱり…
最後まで精一杯生きたかったな…
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☆もちもちみぃ☆ - なんか…感動…てか私なんでまだ花吐いてないんだろ(((殴 (2020年5月22日 10時) (レス) id: 82612999ad (このIDを非表示/違反報告)
リゼ@純粋少女(プロフ) - こーゆー切ないの好きよ。花吐き病も好きなの…2人とも頑張って!! (2020年5月6日 14時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めみ/ライ | 作成日時:2020年5月6日 5時