大好きな君 (ページ24)

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参戦ページ24

マイキーside

｢朝6時から場所取りしただけあったなマイキー、最前列だぜ｣

｢そーだなケンちん、たけみっち！あれたけみっちのヨメじゃん！｣

やっぱ学校行事って女子の気合いの入り方半端ねーよな。とくに外見。まぁA以外は可愛くねーけど

｢うわ！！ヒナ！！なんかいつもより可愛い…！てかマイキー君なんでサングラスかけてんすか？｣

｢Aにナイショで来たからな｣

｢マイキー、急にオシャレになったしやっぱりヨメができると変わるもんだぞたけみっち｣

｢三ツ谷君！！…それ遠回しに僕のことダサイって言ってます？｣

今日はAが好きって言ってた中２の頃の髪の毛を再現してみた

やっぱり邪魔くせぇな

てか開会式始まったけど全然Aいなくね？？なんかあったか？

｢マイキー、あれAじゃね？｣

その瞬間首がもげそうになる勢いでケンちんが指を指した方向を向くとほかの女とは明らかに違うオーラを放つA

ナイショで見る予定だったけど無理だったわ

｢マイキー君！？！？はや！！！！｣

開会式が始まってるにも関わらずトロトロ歩くA。歩いてるだけで可愛いな！！！

残りあと数メートル。どうせならビックリさせてやろーかな

小走りでAの後ろに近づき

｢ばぁ！♡ビックリした？？｣

思いっきり後ろから抱きついて逃げられないようにホールドして顔を覗き込む

『へ…だれ…って、ええええええええええええ！？！？万次郎！？！？ちっか！！！』

｢あ、Aの友達？？俺、Aの彼氏！マイキーでいいよ。ヨロシクどーぞ｣

｢あ〜！Aから話聞いてます！リナです！！実はさっきA、イケメン探ししてましたよ(嘘)じゃ、私次の競技あるんで♡｣

『ちょ、まっ！！リナ！！リナあああ！！裏切り者！！覚えてろおおおおおおおお！！』