秋白外伝【NARUTO】

続き ページ14

「小娘、小娘って…、私には人の考えを読み取るスーパー能力がないから聞いてんだよ。お前の口は飾りか？」


「クッ、フハハハハ。
Aと言ったか？面白い女だな、貴様。

気に入った、オレの番(つがい)にならないか？」



ん？つがい…？番？ん？
私結構貶したつもりなんだけど、なんで求婚されてるの？


「ごめん、ちょっと…ていうかめちゃくちゃ意味わかんない。頭大丈夫？それに私、旦那いるし。」


「ふむ、そうか…ならば仕方ない、そいつを殺せばお前はオレの女になるか？」


「んー、言ってることハチャメチャ過ぎない？？？ていうか、ミナトを殺すってなに？ミナトは死なないし。ていうかミナトは私が殺すし。え、待って意味わかんない。頭……だいじょーぶぅ？？？」



(え、A、え、煽り？？？え、オレの…え、Aはオレの嫁だよね？？)


困惑するミナトを尻目に、これでもかと言うほど煽る。


「口を開くと残念な女だな。
フハハハ 楽しませてくれよｫｫ！！！」


マダラの火遁が…、ミナトの本体に！！
どうしよう、彼は今封印術の真っ只中…！！


ミナトがいなくなる？消滅する？？
そんなこと、させない！！絶対に！！！


「あんまり、私を怒らせないでくれよ…、ガイア！！！！」

「ｸﾞﾙﾙ…分かっている、お前の愛する者だ。
守ろう。」




「秘遁！！木ノ葉吹雪の術！！！
からの零壱！！！！」



密集したオーラをマダラの顔面に解き放つ。



これで殺っていても、殺っていなくてもいい。





立ち上がったキミたちをみつけたから。




「ナルト、あとは頼んだよ。サスケくんも。」


Fin

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