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百六十九の巻 ページ26

「ただいま、ミナト。
どう?火影の仕事は…その様子だと大変かな?」

「ああ、おかえり。
見ての通り大変だよ、でも…嬉しいんだ!
今オレは死んでもいいくらいに幸せだ」


「私もだよ、ミナト。
大事な話がある。」

「ん」

「一つ目は明日私の出産。」

「ん?!そうなんだ!!!」


「そして二つ目、
波風ハヤトは任務中にて、戦死を遂げた」


「え……ハヤトが?!」


無理もない、ハヤトはミナトの弟だ。

「私はこれをクシナに伝えてくる。
きっと悲しみにくれて、クシナの中の魔獣が暴れ出すはず… 彼女、私と同じ人柱力でしょ?」


私だけが気づいていた。
この身に宿した緋色の龍が教えてくれた。

多分、ハヤトもミナトもクシナでさえ知らない事実。


「え?!そうだったの?!!!」

「きっと激しい戦いになる。
もしクシナが暴れてどうしようもなくなったら
ナルトに…封印して欲しいの。」


「ナルトに?!
それはまたどうして?」


「奴らは言わば化け物なんだ。
本当は私の体に封印したいけど、人は2体の化け物を体に宿せない。
それに、きっと私は出産で衰弱仕切っていると思う。


ミナト、あなたの力を信じているんだ。
やろう、私たちの為にも」



死んでもいい。
死にはしないけどな。


「分かった。
オレがクシナを呼び出して伝える。
タイミングはその時しかないのかな?
Aが回復してからでも…」


「うん。ありがとう。
一番最善だと思う。上層部にも伝えないで、これは私とあなただけの秘密。
嫌な予感がするの、だから…。」



本当は、ミナトだけを逃がして私一人で戦っていい。
だって、あのときの夢は…確実にその時のことを指してる。



私の分身…どうか頑張って。

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設定タグ:NARUTO , 波風ミナト , HUNTER×HUNTER要素あり   
作品ジャンル:アニメ
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ヴィズ(プロフ) - 雪華さん» こちらこそご期待に添えず申し訳ないです。 (2019年1月20日 21時) (レス) id: 325ec06872 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - すみませんでした。最新頑張って下さいね。 (2019年1月20日 21時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます。DBは個人的に好きですけど、小説を作る自信がありません。辞退させていただきます。 (2019年1月20日 20時) (レス) id: 325ec06872 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボールのキャラ×18歳のメイ・チャンの恋愛短編集を作って貰いますかな?メイ・チャンは悟空達の仲間で子パンダのシャオメイと一緒で長男のグリードと次男のエンヴィーの妹を設定で (2019年1月20日 20時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - マスラさん» ありがとうございます!!!!!しばしおまちを! (2018年10月27日 19時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年9月3日 3時

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