竜白の忍【NARUTO】

百五十八の巻 ページ15

「もう、怪我人居ないの？大丈夫なのかな。」

「A、足痙攣してる。
腕も震えてるよ。」

ミナトにはなんでもお見通しなのが、悔しい。

「ちょっと、頑張りすぎちゃった。
おんぶしてよ♡」

「はいはい。仕方ないね。」


「ありがとう。」



・




・


「秋白という小娘、実に不快。」

「消しますか？ダンゾウ様。」

「いや、根の者でも返り討ちになる可能性が高い。
奴はあの神話の龍を体に宿した危険因子だからな。

暫くは様子を見る。」

「はい。」






「聞こえてるよ(ボソッ)」

「どうしたの？A？」


「んーー？ミナトの背中気持ちいいなって思ってたの！」

「ん！そうなんだ！
ほんとかわいいね」


「褒めても何も出ませんよー。」



あの他国の忍も、ダンゾウと同じく私を邪魔者だと思っているのかもしれない。


うっぜえよマジで！！！
私だって好きでこの世界に来たわけじゃない！！

でも、ミナトがいるから別にいい。


封印されたって、ミナトが元気なら、私はそれでいいんだ。

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