五十六の巻 ページ9
「見える?それがミナトのオーラ
薄い粘液の中にいるみたいでしょ?」
スゴい 体が火照ってくる感覚だ
「うん!」
「でもそのままだとオーラが全部漏れて死ぬから
いい?集中してなるべく自然体でそのオーラを体にとどめるようにイメージして」
体にとどめる・・・
オーラが体全体を巡っている まるで血液のように
そんな感覚だ
(やっぱり!! うん、ミナト
キミは天才だよ)
「うん、その状態のことを
オーラが拡散しないように体の周囲にとどめる
若さやその人の精神力によって強靭な肉体を手にすることもできる」
Aがほら?とやって見せたのは
ボクが所持している普通のクナイをいつの間にか持って 自分の体に刺して…刺す?!
「A!なにやって!!!」
「ん!
それに、ほら?どんなに強く刺してもクナイにヒビが入るだけでしょ?」
「私の精神力は異常なの
そのおかげで鋼鉄の肉体を維持できている」
(ま、一回目のミズさんのあの事件の時は動揺しちゃったから瀕死になっただけなんだけどね)
「ほん、と…だ。」
スゴい、すごいよA!!!
「まァね、んじゃミナトには四大行のひとつ纏を習得してもらったし
次は
四大行?絶?これまた難しそうな....
「絶は、気配を絶つこと
ミナトは私の体に纏うオーラが見えてるでしょ?
目を瞑って?」
「うん」
言われた通りに目を瞑る
イキナリ気配がなくなったAに動揺するがAのことだ
これも指導の一環なんだよね?
「目を開けて」
「!あれ?A、どこにいるの?」
声は聞こえるのに 気配がないからわからない
「後ろだよ」
!!
「全っぜんわかんなかった…!!!」
「これが絶 精孔を閉じオーラが全く出ていない状態にすることで気配を絶ったり 疲労回復をしたりするの」
疲労も回復できるのか....なんて便利なんだ念能力
「ん〜他にもあと2つあるんだけど
先に見せてから習得しようか」
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年4月5日 3時