五十五の巻 ページ8
「!!
もう移動したんだ いつみてもここは何も無いね」
「ああ、それはこの技の考案者の創造力がないから らしいよ」
「そ、そうなんだ」
まぁネーミングセンスもないしね
そんなもんでしょ ただいい念能力だとは思うさ
一時的にここに避難し体力の温存に使える
ここにいる間は外界の時間は進まないし
難点といえば私と一緒じゃなきゃ入れないということかな
「じゃ、まずは念の取得についてのおさらいね」
「ん!わかった」
「まずはオーラの溢れ出す穴、精孔を開くことによって念能力は覚醒する
因みに今の私からミナトをみたら 体の中にオーラはあるよ」
「そうなんだ」
(なんだか難しい話だな・・・)
「私が今からミナトにすることは所謂外道と呼ばれる方法なの」
「うん それでもキミを守れるくらい強くなれるなら
ボクは死を覚悟してそれを受け入れる」
「ん、そう。
今から私がオーラを放つ ミナトを殺したいと思うぐらいに発をする 大丈夫、殺さないから」
「ミナトを殺す・・・」
耐えれるか?大丈夫かな?
触れてないとはいえ殺気とも言える私のオーラを彼はどうやって受け止める?
「! A、これがオーラ?念能力?
すごく、嫌な感じがする」
!!
やっぱり うん この世界の人もあっちと同じで普通だ!!
「ん、もう大丈夫でしょ?
さて、今からこの発をあなたの身体に向けてぶつける
無理矢理開くけどーー....」
「もう一度聞くね
平気?」
「ん!さっきも言ったけど大丈夫だよ」
ミナトならそう言うと思ったよ
息だけしとけば まぁ回復はできるから心配いらないし
「!!」
(なんだ、これ
体から薄い粘液のようなものが)
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年4月5日 3時