五十三の巻 ページ6
「Aちゃんって....ミナトさんのこと好きだよね?」
彼女から発せられたソレは私の心を見透かしてるようで
幼い子供でも一応は忍者の卵・・・・とはいえ、
その観察眼が怖い
無事に大人になったら、何をどうしていいかわからないが
怖いし 心配だ。
「あはは 本題ってそれだけなのかな?
うん、好きだよ」
「でもね このカラクリはいつかあなたが無事に大人になったときにわかるから
だから、これからもよろしくね?」
そうだ、決めたよ。
私、この命を懸けて大好きなみんなを守るよ
リンちゃん、あなたも。
「ねえ、リンって呼んでいい?」
「へ?・・・・あ!
いいよ!私もAって呼んでいいかな?」
「うん、いいよ
遠慮しないでね?」
私も遠慮しないからーー
今日、ミナトに念を教える。
ハッキリ言って成功率は低いが強くなるための一番の近道だと思うし
きっと大丈夫だと思う。
「んじゃ戻ろ」
ミナトのこと好き かぁーー
なんでバレたんだろ?そんなに
「う、うん」
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年4月5日 3時