六十四の巻 ページ17
「居たぞ」
ボソッと呟かれたそれは標的をその鷹のような目で射止めたことを合図するもので、
「私が前衛 ハヤトはもしも私が取り逃した場合の待機
クシナは封印役だ」
最大限に気配を消しながら若年夫婦にいう。
まだ夫婦じゃないらしいけど同じようなものでしょ
「A級犯罪者であり木の葉の抜忍ユヅハ、私と勝負してもらいたい」
「! お前いつから
ふ、お前所詮中忍だろう?」
「中忍如きがオレに勝てるとでも?」
わぁ なんて在り来りなセリフ
待って、この状況 念能力が使えない…
今私の体にまとっているオーラをぶつけてしまえば確実にこいつは木っ端微塵
「正直、この状況下において私が勝てる確率は30%未満だ」
あくまでそれは私が術も念能力も使わない体での話。
「フッ 身の程を弁えているようだな
これも余興 いいだろう、相手になってやる
だが、その前にだ そこに隠れているのはハヤトか?
大きくなったなぁ オレはハヤトから相手にしたい」
?
こいつハヤトの師かなにかなのか?
「まぁ、いいよ」
「お久しぶりですね、ユヅハさん
オレは哀しいですよ」
と、見たこともない術を披露していくハヤトとユヅハ
これが師弟の闘い
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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年4月5日 3時