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三十七の巻 ページ38

「ご、ごめん 待ったよね・・A」


あのあと数十分も火影様にいじられて
Aの元に行くのが遅くなってしまった


「待ってないよ」

横目でチラリとAが見てくる
それだけでも可愛い

待って?Aって怪我してたよね?!

「あ!怪我!大丈夫?してない?」

「してないよ
ミナトは心配性だなぁ!


それよりさ、あのときの話って?」


気づいてない様子でわざとらしく聞くA
その仕草ですら可愛い



「あっ、

ここじゃダメだから移動しない?」

「うん、分かった」


連れてきたところは
火影岩のところ ここなら人気は少ないだろうし
何より里を眺められる


「あ、そうだミナト!

ミナト?これピアスなんだけど私とお揃いでつけない?」

「え?」

「つけない?お揃い
嫌ならいいけど…」


やばい、その首傾げるの禁止
ダメ、もうもたないから

「あ!つ、つけます!!!つけたい!です!!」

荒ぶりすぎだよ自分!!

「ふふ、じゃあ はい
ミナトは左に 私は右に」

「これで気分はいつでも一緒だね?」

ニコニコ笑顔で可愛いA…もうダメかも

ボクは本当にAが好きだ。


可愛すぎる。


「う、うん!!そうだね、お揃い!!」



ギュゥゥ

思わず抱きしめてしまったけど まぁ、いいよねこのくらい。
許してね、A、

「ん!で 話は?」

「えーっと…笑わないで聞いてほしいんだ」

「ん」


ああ、緊張する
でも決めたじゃないかボク!!

「ボクね Aに一目惚れしたんだ
甘味処で団子を美味しそうに頬張るキミが大人びているんだけど
どこか幼げに見えて」

「あのときもAが嬉しいこと言うから
ボクの理性…とか 崩壊するようなこと言うから
我慢出来ないでキスとかしちゃったし」

「うん」

「嫌なら振ってくれて構わない!!

多分、Aよりずっと弱いし
頼りないボクですが 付き合ってくれませんか?」



振られたくない、けどAが嫌なら思いっきり振ってくれ

「私ねー、ファーストキスだったんだよ?

短い時間だったけど ミナトのいろんな顔見れて嬉しいよ
流石に、あのお母さんみたいなミナトには呆れちゃうけどね」


ボクもファーストキスだったよ

「えーっと、アハハ」


「でもね!!!」

「ビクゥ!」

びっくりした

「それ以前にミナトが好きだよ」

「ミナトがいないだけで胸の奥がどうにかなっちゃうくらいに

私をミナトの彼女さんにしてください」


そんなこと、言われたらさ

ほんとAはずるいよ

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設定タグ:NARUTO , チート主 , HUNTER×HUNTER要素あり   
作品ジャンル:アニメ
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ヴィズ(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます!頑張ります!!! (2018年10月28日 2時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白かったです!(*^_^*)続き頑張ってください! (2018年10月27日 18時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - あまもふさん» 嬉しいお言葉です!ありがとうございます!がんばります!! (2018年5月5日 20時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまもふ - すごく面白かったです!これからも頑張ってください。応援しています!! (2018年5月5日 20時) (レス) id: 632895b9bd (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - ユラさん» 心温まるコメント、ありがとうございます。原作とはかなりズレますがネタが浮き次第、更新していきたいと思ってます。 (2018年3月24日 11時) (レス) id: 9d884753d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヴィズ | 作成日時:2018年3月14日 0時

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