三十六の巻 ページ37
「ご、ごめん 待ったよね・・・・A」
申し訳ない顔で走ってくるのは波風ミナト
私の好きになった人
「待ってないよ」
横目でチラリとミナトのことを見てみる
焦って 急いできたのか肩を上下に動かし息を整えるミナト
「あ！怪我！大丈夫？してない？」
「してないよ
ミナトは心配性だなぁ！
それよりさ、あのときの話って？」
気づいてない様子でわざとらしく聞く私
いい性格してるよね、ほんと。
「あっ/////
ここじゃダメだから移動しない？」
「うん、分かった」
連れてきてもらったところは
火影岩のところ。
「あ、そうだミナト！
ミナト？これピアスなんだけど私とお揃いでつけない？」
「え？」
「つけない？お揃い
嫌ならいいけど…」
嫌なのかな？てかぼーっとしてるしほんと可愛いな。
「あ！つ、つけます！！！つけたい！です！！」
荒ぶりすぎだろ、おい。
「ふふ、じゃあ はい
ミナトは左に 私は右に」
「これで気分はいつでも一緒だね？」
ニコニコ笑っていえばショートしたように顔を真っ赤にさせるミナト。
やばい、本当に好きだ
アンタが好きだ。
可愛すぎるし、かっこいい。
「う、うん！！そうだね、お揃い！！」
ｷﾞｭｩｩ
と抱きしめられ、羞恥心を隠すように
「ん！で 話は？」
身長差があるけどしっかりと目線を合わせるようにミナトを見つめていれば
「えーっと…笑わないで聞いてほしいんだ」
「ん」
大事な話をする時に笑うやつなんていないよ？ミナト、頑張って自分の言葉で言ってよ
「ボクね Aに一目惚れしたんだ
甘味処で団子を美味しそうに頬張るキミが大人びているんだけど
どこか幼げに見えて」
「あのときもAが嬉しいこと言うから
ボクの理性…とか 崩壊するようなこと言うから
我慢出来ないでキスとかしちゃったし」
「うん」
「嫌なら振ってくれて構わない！！
多分、Aよりずっと弱いし
頼りないボクですが 付き合ってくれませんか？」
懸命にいうミナトの男としての姿
「私ねー、ファーストキスだったんだよ？
短い時間だったけど ミナトのいろんな顔見れて嬉しいよ
流石に、あのお母さんみたいなミナトには呆れちゃうけどね」
「えーっと、アハハ」
「でもね！！！」
「ﾋﾞｸｩ!」
「それ以前にミナトが好きだよ」
「大好きだよ」
「ミナトがいないだけで胸の奥がどうにかなっちゃうくらいに
私をミナトの彼女さんにしてください」
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ヴィズ(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます！頑張ります！！！ (2018年10月28日 2時) (
レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白かったです！(*^_^*)続き頑張ってください！ (2018年10月27日 18時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - あまもふさん» 嬉しいお言葉です！ありがとうございます！がんばります！！ (2018年5月5日 20時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまもふ - すごく面白かったです！これからも頑張ってください。応援しています!! (2018年5月5日 20時) (レス) id: 632895b9bd (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - ユラさん» 心温まるコメント、ありがとうございます。原作とはかなりズレますがネタが浮き次第、更新していきたいと思ってます。 (2018年3月24日 11時) (レス) id: 9d884753d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィズ | 作成日時：2018年3月14日 0時
