三十二の巻 ページ33
火影様にまた呼び出されたーー。
今回はアカデミー生としての私ではなく
中忍としての私が呼び出された。
「来たか」
「うん、任務があって？」
「そうじゃ、まずお主殺しは慣れているかのう？」
だから前職は殺し屋だから慣れてますよって
暗殺一家にお世話になってたからか毒も効かないし
足音すら残さない
何より、気配を消すことや肉体を一時的に改造することなど全然得意。
「慣れてるよ」
「そうか じゃｧミズさんと言うお方を護衛するＣランク任務に行ってこい」
「OK、んでそのミズさんという方は？」
「時期に来るわい」
とのこと、それにしても私地理に乏しいんだって！
あー、でもミズさんって人が分かるならいっか。
「あら、この子があたしの護衛？」
ふーんと全身を舐めまわすように見られる
なんか嫌な感じ…けど依頼だし金もらってるんだし
任務は遂行させてもらおう
「頼りないですか？
何はともあれ 行きますよ」
「申し遅れましたね、私は秋白Aです
ミズさんを何処まで無事に送り届ければいいんですかね」
あんの門を出て一言、二言と会話を交わしていく
「砂の国よ ちょっと用事ができちまってねぇ
あたし これでも薬師なのよ 依頼が来ちまうとこうやって護衛してもらってんだい」
へぇ 薬師…ねぇ
狙われてないか？大丈夫かな？
「そうですか ミズさん
私がいいというまでこの場から動かないでください
敵陣です。」
茂みからとんでくるクナイ全てを弾き飛ばして
ミズさんにマーキングする。
もしものために、ね。
「キャッ！！な、なに？！」
「ミズさん、大丈夫だよ
アンタは護衛対象 それであるうちはアンタを傷一つ付けさせないから、ね？」
そう言ってる間にミズさんの間合いに入ってくる敵
クナイを刺そうとしてる？！
畜生弾き返せないだろう
飛来神の術でミズさんの元へ飛ぶ
「ｶﾊｯ 大っ、丈 夫？ミズ、さん？」
庇った
己が他人を庇うなんて
考えても見なかった
私はただの冷徹人間だとばかり
「え？A！！！アンタ…私を庇って！！」
「致死量の猛毒が付着したクナイで刺したんだ
じきに死ぬだろうよ
悶え、苦しんで」
「“
“
私に毒なんて効かないの 大丈夫だよ？もっと私を傷つけて？」
今発動した能力は自分へかかる負担 傷やら痛みが増すほどに
強くなる ま、一種の賭けなんだよね死ぬか死なないかの。
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ヴィズ(プロフ) - マスラさん» コメントありがとうございます！頑張ります！！！ (2018年10月28日 2時) (
レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
マスラ - 面白かったです！(*^_^*)続き頑張ってください！ (2018年10月27日 18時) (レス) id: 9b6ae3d64f (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - あまもふさん» 嬉しいお言葉です！ありがとうございます！がんばります！！ (2018年5月5日 20時) (レス) id: 54e78712b9 (このIDを非表示/違反報告)
あまもふ - すごく面白かったです！これからも頑張ってください。応援しています!! (2018年5月5日 20時) (レス) id: 632895b9bd (このIDを非表示/違反報告)
ヴィズ(プロフ) - ユラさん» 心温まるコメント、ありがとうございます。原作とはかなりズレますがネタが浮き次第、更新していきたいと思ってます。 (2018年3月24日 11時) (レス) id: 9d884753d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴィズ | 作成日時：2018年3月14日 0時
