秋白の忍【NARUTO】

三十一の巻 ページ32

やってしまった…


今でも触れた唇が…彼女の
Aの感触を覚えているみたいで

夜風に当たってるけど顔の熱は未だに主張を続けている


(あ、えっとミナト！ありがとう！！
ね、私さミナトに会いたいときに会いに行きたいからさマーキングしてもいい？)


あのとき言われたあのセリフ

会いたいときに会いに行きたいから

って何？！


それ、充分な殺し文句だよ

勢い余ってしてしまったキス そして告白



Aは困ってくれたかな？

ボクのこと考えてくれるかな？



思えば彼女発言したときだって否定はしなかったし
それってポジティブに考えてもいいってことかな？

同じ中忍だし 色々と仕事などで接する機会も増えてくるだろうし
それに シカク達にとられたくない。

ボクのAなんだ

まだ 違うけど・・・・。




ねぇ、最後までキミのこと愛すから
絶対に守り通すからボクのものになってよ


「A、好きだよ」




・




・




ミナトに触れられた唇は何時間たってもあのときの感触を残したままで

彼は何を思って私にキスをしたのだろうか


今の私は余裕なんてなくて
頭の中はミナトのことで埋め尽くされてる


ミナトの笑った顔、ちょっと怒った顔
イタズラな顔 照れてる顔 焦ってる顔


出会ってそんなに日は経ってないのに
ミナトの色んな表情を知っている私。



気まずい でもそれ以前にミナトが…


ミナトに 会いたい


好きだと叫びたい


抱きつきたい


触れたい


すべてを知りたい





ミナト、私も好きだよ

だから 責任取ってよね

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