秋白の忍【NARUTO】

三十の巻 ページ31

「ね、送ってくよ」

それに、荷物も持つしと続けて言ってくる彼は
正真正銘、紳士だろう

「あ、えっとミナト！ありがとう！！
ね、私さミナトに会いたいときに会いに行きたいからさマーキングしてもいい？」

それは飛来神の術のマーキングのことで

「え？うん！いーよ、そのかわりボクもするね
マーキング！」

お互い身体にマーキングし、これで何があってもミナトの所へ飛んでいける！！



「ね、着いたよ？ 今日は色々とありがとう
ミナトとデートできて楽しかったよ」


「ん、ボクも楽しかったよ」


「じゃ、またいつか会えるときに会おうね」

ガチャ とドアを開け近いうちに再開できるよう祈りながら
扉を閉めようとする


「ま、待って！」


でもそんな行動はミナトの一言によって潰される

「んっ！！！！」

「アハハ 好きだよA
じゃ、また！」


キス、された。
ミナトに・・・



好きな人に・・・

返事なんて返す前に彼は瞬身の術か何かを使って逃げてしまった


急激に増加する体温
いや、顔の熱 ヤバい

初めてのことに躊躇するしなんていうか 好きな人にキスを

ファーストキスを奪われてしまった


オマケに告白まで・・・・・。



「わ、わたしも。」


そんな私の返事は闇夜に消えていった。

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