秋白の忍【NARUTO】

七の巻 ページ8

「さて、これで二人きりでお話ができますね」


「何をやった」


「念能力を使った迄ですよ あ、この人達今は再起不能状態ですがこのアンテナ抜けば元通りですから」

だから、安心してくださいね？火影様。


「フム、今のを見てお主がタダの餓鬼には見えなくなってしまったわい」

「お主、何者じゃ？」



やっぱり、最高責任者だからこその観察眼 いいね

「私は先程も申した通り秋白Aというタダの一般念能力者 まァ危害は加えないからその殺気 しまってもらえる？」

「んー、そうだね 気づいたらこの世界にいたんだよ
私は多分 いや絶対にこの世界の住人じゃない
だって 念能力者が一人もいないし
忍者なんて幻の存在だったしさ」


「信じると思ってるのか？」


いんやー、だって私が火影様の立場だったら信じないわこんな怪しい小娘。

「思ってなんかないさ 私本当は25歳だしやりたいこともいっぱいあったんだよなー向こうで。

あーっとなんだっけ？目的は忍者アカデミー？にいれてくださいよってこと。」


「んー、お主が害悪じゃないという証拠はないのか？」


害悪じゃないって…既に害悪でしょうよ仮にもアンタの部下を再起不能にしてるんだから

一瞬で。


「忍者ってのは“印”を組んで術を発動するんですよね？」

「ああ」

「私は忍術が使えるかわからないが念能力と呼ばれるものは使える」


「例えば、“神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)” 右手で触ったものを左手で複製することが出来たり
他にもいろんなことができますよ 切り落とされた腕の修復やらなにやら。」

私はそこにあった置物を複製する。

そう、この盗賊の極意(スキルハンター)があればね


「ああ、危害は加えないよ これは…うんそうだなー
あ、危害を加えたら迷いなく私のこと殺していいよ 大丈夫抵抗はしないよ」


(その目はーーー本物のようじゃな)


「わかった、だがその念能力とやらの存在については隠せ
使っても良いが何か？と聞かれたら忍術と答えなさい」

「それと、その2人を元に戻したら
忍者アカデミーへの転入を許可する！！！」


！！

「ホント？ありがとう火影様！」

「携帯する他人の運命(ブラックボイス)解除」

「ありがとねー！明日から通うからー！！」


と、いう私の無茶振りに本当のおじいちゃんのような笑顔をくれた火影様…

仕方ないけどアンタの直下の命なら守ってやんよ


これからよろしくな！！“木ノ葉隠れの里”よ！！

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