修学旅行 ページ18
A「…と、言うわけで。
ちゃんと帰ってきてくれました〜。」
咲 「良かったわね。
…まぁ、夢ノ咲は2年生明日修学旅行らしいけどね。」
凛月も帰ってきて、昨日はライブも無事に終わって、
現在咲ちゃんと柚ちゃんに報告中なのだが…。
A「マジですか…。」
咲 「聞いてなかったのね…。」
柚 「良いよね京都!行ってみたい!」
咲 「私達は沖縄だけどね。」
A「ていうかなんで咲ちゃん知ってるの?」
咲 「親戚が夢ノ咲の普通科に通っててね。
普通科は違う方に行くみたいだよ。」
次から次に泊まりこみ…。
いつになったら平和に暮らせる?
柚 「お土産頼んどかないとね!」
咲 「あんたは歴女だから、一緒に行ったら案内できたかもね。」
A「いやいや、地理はからっきしだから案内も何もできないよ…。」
柚 「アイドルたちの旅行だよ〜!絶対に写真撮りまくれる!」
咲 「確かに。今の時期は紅葉が綺麗だから。」
A「…凛月と真緒の写真送ってもらおう…。」
私がいない間どんなことしてるのか見てたいし…。
嵐先輩にでもお願いしようかな。
A「ねぇ、明日修学旅行なんでしょ?」
下校中、隣を歩く凛月に尋ねる。
凛月「そうだけど…俺言ったっけ?」
A「咲ちゃんに聞いた。」
凛月「なんでそいつも知ってんの…。
俺も今日知ったんだよね。Aのことでそれどころじゃなかったから。」
A「…ごめんなさい…。」
凛月「いや、今回のもそれも俺が悪いでしょ。
明日の準備できるの今日しかないけど…。」
A「私も手伝います。」
凛月「え、塾は?」
A「用事があるとか言って休みます。」
凛月「いいんだよ別に。俺一人でできるし。」
A「多分凛月のあれ程しかない日用品では足りないものが絶対あるから。
買い物大変になるよ?」
凛月「あんたは塾行きなよ。
模試が近いんでしょ?」
A「でも凛月!」
凛月「いやA…。」
こうして粘り続けてようやく許可を得た。
凛月「…分かった。」
A「よっし!」
凛月「あと言ってなかったけど、ま〜くんもいるからね。」
A「普通に話せるようになったんだ。」
凛月「うん。ま〜くんも買うものがあるらしいし。」
久しぶりに3人集まるな…。
…私その二人から…。
気まずい雰囲気にならないといいけど…。
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