仲間の反応 ページ17
真緒「あいつを家に送っていくところだったんだよ。
本来なら凛月がそうするんだけど、
レッスンずっとサボってたみたいで今日は本当に帰れそうにないらしくてな。
あいつに頼まれたの、もう帰るときだったんだよ。」
北斗「…断ることはできただろう？そちらは他に任せればよかったんじゃないか？」
真緒「…それは…。」
あんず「…衣更君、あの子のこと好きなの？」
一気に顔が熱くなる。
スバル「え〜！！そうなの！？」
北斗「なるほど…。」
真 「衣更君、わかりやすいね…。」
真緒「…そうだよ。」
白状するしかねぇか。
真緒「あいつと高校も違うし、会う機会が減ったからさ…。
少し話したいと思ってここで話してたんだ。」
スバル「…まだ付き合ってないの？」
真緒「…多分一生付き合えねぇよ。
あいつ、好きなやついるっぽいし。」
…自分に言い聞かせてるみたいだな…。
真 「凛月くんとあの子は、どういう関係なの？」
真緒「…。」
真 「あ、ごめん！変なこと聞いちゃったかな！
凛月くんが毎日わざわざ送り迎えするような人って珍しいなと思って…。」
真緒「…そうだよな。俺もそう思った。
凛月とAは許嫁なんだよ。」
スバル「…許嫁？それってつまり…。」
真緒「親に決められた婚約なんだ。」
四人は驚いた顔で俺を見る。
スバル「そんなのだめだよ！本当に好きな人と結婚しないと！」
真緒「…それができたらとっくにやってるんだけどな。
俺、ちょっとあいつのところに行ってくる。
色々謝らなきゃ。」
俺はAが走った方へ駆け出した。
スバル「頑張れサリ〜！」
〜A視点〜
あ〜。
私のせいで真緒が嫌な思いをしてる。
もう、仲良くしないほうがいいのかな。
幼馴染みなのに。
今まで一緒にいてくれたのはどうしてだろう。
中学の時、
俺は一生お前といるって、
お前のそばにいたいって言ってくれたのは、
本当のことなんだろうか。
迷惑なら、こんなに優しくしなくていいんだよ。
急にポケットがブルブルと震えだす。
電話？
凛月さんからだ。
A「もしもし。凛月さん。」
凛月『…呼び捨てって言ったよね？』
A「え！？今ですか！？」
凛月『当然。はい。せ〜の♪』
A「…リ…リ…ツ！」
凛月『俺はリリツじゃないよ〜。』
A「…凛月。」
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照山紅葉 - 名無しさんさん» コメントありがとうございます。夜分遅くにすみません！初めてここまで高評価いただいて、驚いています。今後ともよろしくお願いします！ (2022年3月29日 1時) (
レス) id: 1f5ed919d9 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - 続編ありがとうございます！この作品大好きなので最後まで応援させていただきます！ (2022年3月29日 0時) (レス) @page50 id: 62c0e911ba (このIDを非表示/違反報告)
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