愛と執着とパイプ椅子2 ページ28
その次の日の朝。今日はオフだからゆっくりしようと、ご飯を食べたあと自室に戻り絵を描いていた。
俺の芸名の由来となった百合を探しながら。すると、なにやら険しそうな顔をしたスンチョラと、不安そうな顔のジョシュアが部屋に入ってきた。二人は、ベッドに腰掛けながら俺と目を合わせた。
「A、最近何か困ったことないか?」
「え、...なにが、」
この二人は気づいているのだろうと悟った。でも、俺は、俺の努力を、皆に迷惑をかけたくないがためにわざと惚けた。ジョシュアは俺の手を握っている。
嫌だよ、俺。こんな形で迷惑をかけたくない。
「なあ、話して欲しい」
「そうだよ、ねえ、A」
「何もないよ、どうしたの?」
スンチョラは痺れを切らしたように部屋を出て、手にひとつの小箱を持って帰ってきた。
どこか見覚えのある、小箱。
「じゃあこれは、俺達に話せない物か、!」
「ちが、ッ」
「スンチョラ、落ち着いて。何のために二人で来たの?.....A、ゆっくりでいいから僕達に話してくれないかな」
ジョシュアは両腕を握り、俺と目線を合わせた。
俺の本心を代弁するかのよに、体は震えている。
「怖いよ、ジョシュア、俺、」
「うん、怖かったよね。いつから?」
「..２ヶ月前くらいから、」
「そんなに、!?」
「なあ、迷惑だよ、俺やっぱり迷惑かけたくない、」
お願いだから、お願いだから。
皆の迷惑だけはなりたくない。
そう訴えかけても、ジョシュアは手を離してくれない。
「迷惑になってるわけないだろ、...俺、そんなに頼りないか?」
「A、僕はお前の話を聞きたいよ。いつになったらお前が泣かない夜が来るの?」
ジョシュアに抱き締められて、一気に涙が溢れてくる。
迷惑じゃないのか?頼っていいの?
それから俺は、時間をかけながらもたくさんのことを話した。
***
手紙に書かれていた内容はとてもじゃないほどショッキングなものだった。
結婚しようとか、死ぬまで愛している、A以外必要ない、私が消すなど。
その後、Aは泣きつかれてジョシュアの腕の中で寝てしまった。寝ている間にメンバーたちにこれからどうするかを伝え、Aの心のケアを頼んだ。
ああ見えて、かなり心は病弱だ。
「A、俺達はお前を守るよ」
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6太さん(プロフ) - なちゅ。さん» 本当ですか!いやあ....嬉しいですありがとうございますむふ。なちゅさんの原動力になれるよう頑張りますねw。これからも頑張りますコメントありがとうございます (2018年1月16日 21時) (
レス) id: f3b1c57b95 (このIDを非表示/違反報告)
なちゅ。(プロフ) - 6太さんの作品大好きです。心が温かくなります!!!参考にされていただいてます…これからもお体に気をつけて、更新頑張ってください！応援しています！6太さんが更新すると私の更新速度が上がるという現象が起こりますw (2018年1月16日 18時) (レス) id: e0e344f170 (このIDを非表示/違反報告)
6太さん(プロフ) - まるちゃうゆさん» コメントありがとうございます。本当ですか、嬉しいですうふふ。更新ノロノロでご迷惑おかけしますがこれからも頑張ります。95lineの絡みも書いていきます! (2018年1月13日 20時) (レス) id: f3b1c57b95 (このIDを非表示/違反報告)
まるちゃうゆ(プロフ) - いっつもステキな作品だな…と思って見ていた作品が同じ作者様だとつい最近気付き、思わずコメントをしています。いつも楽しく読ませていただいています！今後できれば95lineのメンバーとの絡みが見てみたいです。更新楽しみにしております！ (2018年1月13日 14時) (レス) id: adf8d5ca82 (このIDを非表示/違反報告)
6太さん(プロフ) - 黒蜜さん» 更新遅くてご迷惑をお掛けしますがこれからも頑張ります。コメントありがとうございます!!!ご期待に添えられるよう頑張ります!!! (2017年12月11日 18時) (レス) id: f3b1c57b95 (このIDを非表示/違反報告)
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