11話 ページ11
…………
「あっ、お姉さん!仲間が迎えに来てくれたのでそろそろ帰ります。」
先程の場所に戻ると、十四君の向かい側にに二人組の男性が座っていた
「お!また会ったな」
「あ、本当だな！！」
天国さんと．赤髪の青年はそういって立ち上がった
あれ、この人たちって前にお店に来た人だ!
『こんにちは、お仲間さんだったんですね!』
そうニコッと微笑むと、赤髪の青年は風船ガムをぷくーと膨らませてパンと音を立て割った
「拙僧の仲間を助けてくれてサンキューなぁ!!(ﾆｶｯ
あ、そーいやまだ名前言ってなかったな！
拙僧の名は波羅夷空刧だ」
拙僧……てことはお寺の息子とか？
そういえば上着の中によくお寺の人が着てる……なんか和服っぽいやつを着ている←(語彙力)
でも、お寺の息子が耳に穴開けてピアスしてるわけないよね〜……
「ありがとうな。お嬢ちゃん
コイツはどうも目をつけられ易くてなぁ」
この人は確か、弁護士さんだっけ
確かに、この二人がいれば安心だ
「怪我は無かったか？」
「ソイツ等はどこのモンだ？拙僧がブッ倒してやる！」
「怪我はないよ、お姉さんが助けてくれたから。ね、アマンダ」
ほのぼのした空間に浸っていると、左馬刻から
電話がかかってきた
私は4人に断ってスマホを耳に当てた
『もしもし、左馬刻?』
《よう、愛桜。
ちよっと手を貸してほしいんだけどよぉ》
『うん、別に構わないけど…』
なんだろ、仕事かな？
《詳しいことは会って話そうや
お前の顔も見てぇしな！》
『わかった。じゃあ夜家で待ってるね』
そう言って電話を切ると、二郎以外の３人の雲行きが怪しくなっていた
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作者名：＊ビターチェリー＊ | 作成日時：2019年10月19日 19時
