トリップ少女たちは知っての通りバカ (ページ23)

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１１８　背後から… ページ23

風間「…里のものとは?」
土方「初めは全員嫌な目で見てたな、千鶴以外」

それは仕方ないだろう千鶴は純血の女鬼なのだから

沖田「ま、千鶴ちゃんは嫌な目でって言うより変な目で見られてたのほうが正しいよね」
原田「まぁな」

なんで千鶴が変な目で見られるのだろう

千加「なんで変な目で見られたの?」
全員「うおっ!?」

突然現れた千加と一恵

一恵「やっふ」
斎藤「Aの手伝いはどうした?」
「「聞くでない…」」
全員「………」

この場にいる全員悟った …逃げてきたんだな、と

土方「考えりゃわかんだろ?」
天霧「純血の鬼なのに何故人間共に暮らすのか…ということでしょうね、簡単に」
土方「あぁ」

そういうことか、と二人はため息をついた

千加「へー」
原田「ま、あっちからしたら千鶴は風間の側室みたいなもんとでも思ってたんだろうな」
土方「ざけんな」
風間「こっちも願い下げだ」

土方がその言葉に反応した

土方「そりゃどういうことだ?あ?」
風間「どうもこうもない。千鶴は人間として生き、貴様と共に生きると言った」

一度間をおき言うこの先の言葉を知っている千加と一恵はニコニコしている

風間「その時点で千鶴、お前は鬼ではない」
千鶴「!…はい。その覚悟ですし、もともと人間として生きていたので楽です」

土方を見て笑った

一恵「だよねー。でもAは鬼に戻ったからね」
千加「未来にいたときは人間として生きてたけどここでは風間様の妻として生きるのさ」

確かにそう考えるとAは凄いのかもしれない帰ってきて間もない時に記憶を戻しまだ慣れきっていないのに自分の進む道を決めた

風間「…千加、一恵」
「「ふぇ?」」

二人は風間を見る

天霧「…そろそろ逃げたほうが、身のためだと思いますよ」
不知火「もう遅いだろww」

理解できなかった背後から影が出てきて謎に思って振り返るとそこには…