45:越えられない壁 ページ5
彰太side
俺たちは他の班より早くホテルに戻っていた
「とりあえず、元の関係以下に戻ってみては?
今まで近くにいすぎたんですよ。"幼なじみ"という壁が」
友達以上の関係。でもなかなか恋愛に発展しないもの。幼なじみ
「つまり友達、知り合いに降格か?」
「大丈夫ですよ。私がなんとかしてみせます」
うん、やけに説得力あるな?←
遠くにいるA
今、俺の顔は酷く歪んでいるだろう
「そろじゃあ私、Aさんを部屋につれていきますね」
鈴木と裕美はって?班長副班長の仕事だ←
まあ好都合だが。
部屋で二人きりで話し合える。
俺と日向、加藤とA
話せるだけ話してみるか。彼奴だってそこまでバカじゃない
女子組が行った後、周りは静かになった
「俺たちも行こうか」
そう言った彼奴は本心か嘘かは分からないが笑っていた
いつも笑っているこいつの心情はつかみにくい
だけど友達としては良い奴である
わかってくれる、そう信じて後を追った
「聞いてくれるか?日向」
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作者名:はる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yukayumiharuna/
作成日時:2014年5月26日 16時