【東京リベンジャーズ】東卍のヒメ様4 (ページ24)

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165話:ヒメ様と満たされるページ24

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いつの間にか寝ていたらしく
バキバキと痛む腰の痛さで目が覚める…。
勿論、首から至る所まで噛み跡から血痕後が
あるので何があったかなんて一目瞭然である…。

「起きたか？」

『お陰様で……』

腰を抑えながら声の方を見れば黒いワンピースと
鈴の着いたチョーカーを持った春ちゃんが居る。
出かける用意を春ちゃんがしていたけども…
今日はなんか取引なんてあったかな？と首を傾げる…

「今日は休みだろーがよ、出かけんぞ」

”嫌かよ”と笑う春ちゃん。
もちろん嫌なわけが無いので直ぐにベットから出て
春ちゃんの前でバンザイと両手をあげる。

「だよなぁ～春ちゃんと出かけるよな♡」

『1日一緒にいれるから出かける…』

”知ってる♡”とルンルンで
春ちゃんが私を着替えさせれば
予定は決めていなかったらしく何が欲しいと問われる

特に欲しいのもないし…
春ちゃんと一緒に入れれば何処でも良いんだけど…。
せめて言うのであれば服くらいだ。

なんせこの職業なので血が落ちなくて泣く泣く服を捨てるなんてのが良くある…。春ちゃんに選んで物ばかりなので私はそういう物はできるだけ多く持っておきたい。

｢…服はこの前より減ったな。買うか？」

『選んでくれる？』

「あたりめぇだろ？」

私の考えを読んでが春ちゃんは言葉を漏らした。
春ちゃんの答えに私は笑って答える。
また選んでくれるらしいので”春ちゃんの物”が増える事に喜びで満たされる…

春ちゃんが私に買い与えてくれる物は私の部屋に色々と溢れており周りからも引かれるものだけれどもこれも気にしない…。
私が上げたものも春ちゃんの部屋に溢れかえっているらしいのでお互い様だ…。

『……あと、甘いの食べたいな』

「オレのヒメ様の仰せのままに♡」

私の片手を取れば春ちゃんは私を横抱きにして
車の助手席にまで連れていった。