【過去編】白ひげと対面 <4> ページ4
ロジャー…この距離でも匂うくらいアルコールの匂いがするんだが。ちょー酔ってんな。
だから仕方ないのかもしれねーけど、めちゃくちゃ駄々をこねてきた。どっちかっつーと、そういうところだな。
……仕方ない。
『私はロジャーのことも大好きだよ』
「えぇ？本当にィ〜？？？」
『ホントホント』
有り難く白ひげのバンダナを被らせていただき、そのままロジャーのところに行って、その赤ら顔を覗き込んだ。
『お父さん大好き♡』
「ウッ……………嫁には絶対いかせん」
『はは、なんの話だよ』
喜んでくれてるならいいけどさ。
ロジャーは私に抱きついてそのまま動かなくなった。てか寝始めた。
『悪いな、白ひげ』
「構やしねぇよ」
めんどくせえから私がさっきまで寝てた場所に置いとこ。
「そういや、お前は酒が強えのか？」
『ん？まぁ、多分？今まででまだ酔ったことねーから強いんじゃね？』
「へえ」
なんか成人したてのイキってるガキみたいなこと言ったな私。
『強いか弱いかに関わらず、酔うのが怖い』
「なんで」
『酔った勢いで島消しちゃったらどうしよって』
「グララララ！！傲慢だなァ！」
『あ！笑ったな！！？』
そんな笑わなくてもいーだろ！本当のことじゃん！！
「もしそんな面白いことが起きたら俺を呼べ。観戦ついでに、暴れたAも止めてやる」
『はは、そっちこそ傲慢じゃん？』
舐められたもんだなァおい。
私はちょーーっと覇気を出して威嚇してやった。すると、白ひげもそれを打ち消すように、というかそれ以上の覇気で対抗してきた。
『ちょ、馬鹿、ロジャーが、』
「グララ！！そんなもんか！」
『、言ったな…？』
やられたらやり返せってのがウチの教育方針なんでね！！容赦しねーから！
そう構えると、まだ何もしてないのに白ひげの方が覇気を解いた。
「馬鹿野郎、冗談だ。ここでンなことしてみろ。船がぶっ壊れんぞ」
『…確かに』
じゃあまたの機会にしようね、と。
その軽い口約束から、今後顔を合わせるたびに覇気のぶつけ合い合戦が始まるとはこの時の私は思ってもなかった。
「なら、何か賭けるか？」
『いいぜ』
「俺はお前をもらおうか」
『ハァ？…ふふ、光栄だなァ。アンタのところに引き抜いてもらえるなんて』
白ひげ海賊団に来いって？？いいよ、やってやろうじゃん。
負けねぇから絶対行かねえけどな。
「グラララ！！…そういう意味じゃねェんだが、マァ、いいか」
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無礼物(プロフ) - みいさん» ありがとうございます！嬉しいです〜！ただいま公開させていただきました！1話ずつのゆっくり更新ですが良ければご愛読ください〜！！ (4月27日 2時) (
レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです！続編の4を見たいんですがパスワード教えてもらえますか？ (4月26日 17時) (レス) id: 8f5dfff377 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - Rin'lanさん» ありがとうございます〜！！続きは修正中だから非公開にしてて、修正できたものから公開するようにしてます…！申し訳ないです。かなり遅いんですけどちまちま更新するので良ければ気長にお付き合いください！ (3月6日 5時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 楽さん» ありがとうございます！！続きはあるんですけど手直し中でボロボロの状態なのでもう少しお時間頂きたいです…！すみません！楽さんのコメントでそのことをどこにも書いてないことに気づきました…！！書いておきます！本当にありがとうございます！ (3月6日 5時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
Rin'lan - めっちゃ面白いです！…続きってどうやって見るんですか？ (3月4日 15時) (レス) id: 3767ef094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2018年2月18日 22時
