【過去編】白ひげと対面 <3> ページ3
『あ〜、私、まだ会ったばっかりだけど、お前のこともう大好き』
「、…ロジャーが隠したがる気持ちも分からなくねぇなァ」
えーーーーーその気持ちは分かんねーなぁ。
だから私をお前のバンダナに巻いて物理的に隠そうとしてんの??胡散臭い占い師みたいになってっけど私。
「お前、今いくつだ?」
『多分シャンクスと同じくらい』
「…そうか」
「そうか、じゃ、ねェだろうが白ひげテメェッッ!!!!!!」
『声でか』
「グララ!バレちまったか!」
激怒ロジャーが覇気撒き散らしながら凸ってきたのにグラグラ笑ってる…おもしれー男だな…
「勝手にウチのクルー見つけて口説いてんじゃねェ!!!」
「オイオイ…そんなに大きな声出すと、」
「オヤジー!」
「膝に誰乗せてんだ??」
あ。馬鹿だな〜〜〜ロジャー。
でもお前が目立つことするからバレたんだぞ。私の存在が。
「馬鹿息子共、俺が隠してんだ。見ようとすんじゃねぇよ」
『えっ…』
「あ!オヤジが手に隠した!!」
「見せもんじゃねーぞ!シャンクス!バギー!マルコたち追い払え!!」
「了解!」
「えー…ロジャー船長、なんで俺が…」
待て待て待て待て待て。
私をバンダナに包んで厨二臭い格好にしたのは、もしバレても素顔は見られねーようにする為だった…ってこと???
『…いや、お前…すげぇな……ヤバすぎるって…』
「あァ?」
『ヤバいってマジお前…カッコ良すぎるだろ……エグ…』
気遣いの達人じゃん…ヤバすぎるって。
絶対モテてるよコイツ。
若者特有の「ドキドキする〜!カッコいい〜!恋〜!!」って感じじゃなくて「マジで一緒の墓にぶち込んで欲しい旦那になってくれ愛してる」のモテ方してるな。
「……なら、こっちの船に来るか?」
「はぁー???」
『え………、私はここが好きだからなぁ…無理だわ』
「だそうだぞ白ひげ」
『でも、お前のことはだァい好きだぜ??』
「グララ!この歳で既に出来上がってんなァ!」
いや、それは多分、能力の制御が出来てないから精神年齢があんまり上がってないからだな。
本来は年齢と同じ精神年齢になる、というか、したいんだが、そこはまだ上手く上げれねー。
「俺も好きだぜ、クソガキ」
『ゔっ、ウィンク……かっこよ…大人の魅力過ぎる……』
「クソッ…俺がウィンクできないばっかりに…!!」
『そこじゃねぇだろ』
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無礼物(プロフ) - みいさん» ありがとうございます!嬉しいです〜!ただいま公開させていただきました!1話ずつのゆっくり更新ですが良ければご愛読ください〜!! (4月27日 2時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです!続編の4を見たいんですがパスワード教えてもらえますか? (4月26日 17時) (レス) id: 8f5dfff377 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - Rin'lanさん» ありがとうございます〜!!続きは修正中だから非公開にしてて、修正できたものから公開するようにしてます…!申し訳ないです。かなり遅いんですけどちまちま更新するので良ければ気長にお付き合いください! (3月6日 5時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 楽さん» ありがとうございます!!続きはあるんですけど手直し中でボロボロの状態なのでもう少しお時間頂きたいです…!すみません!楽さんのコメントでそのことをどこにも書いてないことに気づきました…!!書いておきます!本当にありがとうございます! (3月6日 5時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
Rin'lan - めっちゃ面白いです!…続きってどうやって見るんですか? (3月4日 15時) (レス) id: 3767ef094f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無礼物 | 作成日時:2018年2月18日 22時