第64音目 ページ39
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A「ミナミさん、あなたは私に言いましたよね。
四季神の娘を連れてくれば龍王という人がお姉さま達を救ってくれるって。
私も出来ることならあなたと一緒に行き、彼女たちを助けたいです。」
サスケ「！？」
サスケさんとミナミが驚いた顔で私を見る。
大蛇丸さんは顎に左手を当てながら面白そうなモノを見るような目でこちらを見ていた。
けれど、私にだって考えはある。
ミナミにしっかりと説明しなければいけない。
そして、ミナミの彼女たちへの執着心も一緒に流す。
それらをするのは相当困難だと思うけれど、私が言わなければいけないんだ。
ミナミ「なら、今すぐこっちに…！」
A「だけど、私は行けません。」
空気が変わる。
頬を撫でていた風が、突然強くなった。
A「できることなら貴方の兄弟を助けたかった。
だけど、私には貴方の兄弟を助けることができません。
私には死者を蘇らせるほどの力を持っていないからです。」
ミナミ「そ、んな…
龍王さまは、助かるって…
あいつらが、帰ってくるって…」
大木に膝をつくミナミを、サスケさん、大蛇丸さん、そして私は、なにも言わずに見つめていた。
サスケさんに負けたというショックと、兄弟を救うことができないというショックで、元々不安定な彼の心はもっと不安定になっている。
チャクラを足にためてジャンプをし、ミナミの前に立った。
A「…ミナミさん、あなたはきっと分かっているはずです。
ご兄弟がこんな形で蘇ることを望んではいないって。
4人で１つだったあなたなら。」
ミナミ「うるさい、お前になにがわかる！」
突然頭を上げ、クナイを手にしたミナミ。
至近距離だ。
投げられたクナイが、目の前まで迫る時。
ガキィン…！
サスケさんが私の前に立ち、クナイを弾いてくれた。
サスケ「無茶をするな。」
A「サスケさんならきっと助けてくれると分かっていました。」
サスケさんはフイッと前を向くと耳を赤くしながら「ったく」と悪態を吐いた。
その前では息を荒くしたミナミが立っている。
サスケさんの前に出ると、私はお腹の封印式の上に手を置いた。
A「ミナミさん、それなら聞いてみましょう。
あなたのご兄弟に。」
そう言うと、光が私たちを包んだ。
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遊星(プロフ) - この話の夢主の名前固定解錠お願いします。この話のパート1とは違います。 (2019年9月25日 7時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - なるほど！おっけーです！ (2016年4月28日 0時) (レス) id: 62f0c320d4 (このIDを非表示/違反報告)
アップルティー(プロフ) - 晴さん» 申し訳ありません、thirdの方は手直しのためパスワードをかけさせていただいております。手直し完了次第、すぐに公開いたしますので、しばらくお待ちくださいm(_ _)m (2016年4月25日 7時) (レス) id: 869e11cc59 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - ３部の方にパスワードかかって読めません(*＿*) (2016年4月24日 14時) (レス) id: 62f0c320d4 (このIDを非表示/違反報告)
莉子 - Nice to meet you、莉子です(^^) (2015年12月7日 17時) (携帯から) (レス) id: 37f7808f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルティー | 作成日時：2015年10月29日 21時
