第42音目 ページ15
綱手「という話が木の葉で伝えられている。」
私はそっとお腹に手を置いた。
そんな凄い言い伝えの人が私に封印されていると考えると、とてつもないプレッシャーがのしかかってきたような気がする。
すると、サスケさんが私の頭に手を乗せ、ポンポンと優しく叩いてくれた。
そのおかげか、少しだけ落ち着くことができた。
綱手「皆はこれをただのおとぎ話と思っているだろうが、それは間違いだ。
この話は実際にあった話だ。」
その途端、ざわめきが起こった。
A「な、なんでみんな…」
サクラちゃんやヒナタちゃん、シカマルくん達が驚いているのが、私にとっては衝撃だった。
だって、四季神の4人は私の中にいるのに。
サスケ「…この話は、木の葉で昔からあるおとぎ話で通っている。
だが、お前と関わって行くうちにこの事実を知った時は俺も驚いた。」
サスケさんが、そっと私に教えてくれた。
そういえば、昨夜に私のお腹の封印を見た時のみんなの反応も、今までの話を踏まえて考えてみると辻褄が合う。
四季神の存在は、あってはならないものなの…？
みんなのこの反応、普通じゃないよ。
綱手「静まれ！！」
綱手さまの一声でその場が静かになった。
私自身も、目の前でそう叫ばれたらからびっくりした。
綱手「事実、今四季神はAの中に封印されている。」
シカマル「綱手さま、なぜこのことを里のみんなに話してくれなかったんですか？
なぜおとぎ話で収められているんですか？」
シカマルさんの言葉にみんな頷く。
我愛羅「この話は砂まで伝わってきた話だ。
俺自身もずっとおとぎ話だと思っていたが…
なぜおとぎ話で収めるのか、俺も訳を聞きたい。」
綱手「…どうしても隠さなければならなかったのだ。
龍族に、悟られぬように。」
シカマル「龍族も、本当にいるのか…」
シカマルさんの呟きに、綱手さまは頷いた。
綱手「どうしても、どうしても、Aの存在を知られてはいけなかった。
そう、20年前のあの日から…」
A「20年前って、もしかして、私が生まれたことに関係するのですか？」
綱手「ああ。
これは九尾襲来の時と関係が深い。」
九尾襲来。
ナルトさんの中に封印されている尾獣のこと。
綱手さまは、ゆっくりと、流暢に話を始めた。
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遊星(プロフ) - この話の夢主の名前固定解錠お願いします。この話のパート1とは違います。 (2019年9月25日 7時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - なるほど！おっけーです！ (2016年4月28日 0時) (レス) id: 62f0c320d4 (このIDを非表示/違反報告)
アップルティー(プロフ) - 晴さん» 申し訳ありません、thirdの方は手直しのためパスワードをかけさせていただいております。手直し完了次第、すぐに公開いたしますので、しばらくお待ちくださいm(_ _)m (2016年4月25日 7時) (レス) id: 869e11cc59 (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - ３部の方にパスワードかかって読めません(*＿*) (2016年4月24日 14時) (レス) id: 62f0c320d4 (このIDを非表示/違反報告)
莉子 - Nice to meet you、莉子です(^^) (2015年12月7日 17時) (携帯から) (レス) id: 37f7808f74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルティー | 作成日時：2015年10月29日 21時
