【黒バス/黄瀬涼太】私は兄の下僕です【紫原敦/青峰大輝】

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【紫原side】


青峰｢へぇ…。 いいじゃん｣


紫原｢峰ちん、笑い方えろーい｣


青峰｢うるせーよ｣





ブスじゃねぇし。
可愛いかったじゃん〜。





紫原｢つーか、今の黄瀬ちんに似てなかった〜？｣


青峰｢あ？ 似てねぇだろ。 あいつ男だし｣


紫原｢そういう意味じゃねぇし｣





峰ちんアホだし。
会話になんねー。





あの子、何か甘そうだよね〜。
また会えるかな〜？





――――・・・・





そして数十分後。





A｢あっ、ダメ…ｯｯ｣


紫原｢いいじゃん。 ブスでもないんだしさ〜。 てかやっぱ似てんね〜。｣


A｢ぇ｣


紫原｢黄瀬ちんに｣


A｢ｯｯ…｣





分かりやすすぎ。
黄瀬ちんと関係あんの丸分かりじゃん〜。





紫原｢黄瀬ちんの妹とか〜？｣


A｢…ｯｯ、お願い…言わ、ないで…｣





大きく肩を揺らして、俯いた。
―――と思ったら、
俺の腰にしがみついてきた。





顔真っ赤だし、涙目だし。
なんか、ちっせぇし…。





紫原｢アンタ、可愛いね〜｣


A｢ぇ…ん、んｯｯ!?｣


紫原｢ん…｣





気付いたらキスしてた。
小さくて、
涙に濡れた唇はすげぇ甘かった。





A｢っ、…ﾊｧ…な、に…｣


紫原｢紫原敦｣


A｢ぇ…？｣


紫原｢アンタ、名前は〜？｣


A｢…黄瀬、A｣


紫原｢やっぱ妹なんだ〜｣





口元を抑え、俯きながら小さく頷く。
…何か、俺やばいかも〜。
すげぇ押し倒したい。





紫原｢俺さ、言わねーから｣


A｢ほ、本当…？｣


紫原｢うん、いーよ。 その代わり…デートしよ〜｣


A｢デー、ト？｣





キョトンとするAちん。
つーか、黄瀬ちんに
似てんの雰囲気だけじゃね？





紫原｢そー。 したことくらいあるでしょ｣


A｢あ…な、い…｣


紫原｢ないの〜？ 黄瀬ちんの妹なのに｣


A｢…決まり、だから｣





決まり？
Aちんは小さく
“デートする”と呟いた。




キスの事は軽く流した感じなのに
デートは戸惑うんだ〜。
何か不思議。





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【コメ返】

・カナリア様
コメント、ありがとう。
面白いとか、嬉しすぎです(*^O^*)
ゆっくり更新頑張ります。




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