検索窓
今日:7 hit、昨日:47 hit、合計:338,180 hit

第三話 ページ5

「主人公、だと?そうだ、なぜ僕の事を知っているかの質問はまだだったな。それと関係あるのだろう?答えてくれるか」



これは言ってもいいのだろうか。

一部の私の生徒達の話によると

"「トリップして推しに会いたーい」

「それなーてか逆トリで来てくれないかなー」

「わかりみが深い。でもあえて相手にあなたはアニキャラだって事言いたくない」

「それなー!」"

…もうボロが出まくっているから手遅れだな。

ここは正直に言った方が懸命だ。



「降谷さん、貴方は名探偵コナンと言うアニメのキャラクターです。その名探偵コナンでの主人公は題名の通り江戸川コナンくんが主人公の物語で、貴方は公安警察官ですね?」


「…そこまで知っているのか。プライバシーもクソも無いな」


「全くその通りですね」



確かにアニメキャラクターからしたらプライバシーなんてものは無いんだな。

視聴者は大半の秘密を知り、物語を楽しむ。

守らなければならない秘密も筒抜けと言うわけだ。

そこはアニメだからと言う理由で片付いてしまうが、ここにそのアニメキャラクターが居る以上その理由では片付かなくなったな。



「この状況はにわかにも信じ難いが、もう既にこの状況だ。君も知っている通り、職業柄君の事はまだ信用していない」


「はあ」


「だが、この状況を今どうする事もできない事も事実。元に戻るまでここで生活させてもらう」


「はあ……え?」



ここで生活する…?



「マジかよ…」


「マジだよ」



正真正銘の降谷さん(小さい)は、うちに住むことになったようだ。

第四話→←第二話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (310 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
725人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぷぅ(プロフ) - はい、大好きな作品で何度も繰り返し読ませていただいてますし、これからも繰り返し読ませていただきますね(#^.^#) (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» そう言って頂けて幸いです。忙しさを理由に小説を書けていない事、申し訳ないです…。私の小説のためにコメントしてくださってありがとうございます。まだ好きでいてくれてありがとうございます。ぷぅ様、これからもこの小説をよろしくお願い致します。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、違うかもしれないですけど大好きな作者さんが頑張って書いてくれた素敵な作品をもし盗作されたらと思うと悲しいので( >Д<;) (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - プロフの名前はくまたそです。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
yu-kun(プロフ) - ぷぅさん» これから確認し、内容次第作者様の方にご連絡差し上げようかと思います。わざわざありがとうございました。 (2020年9月19日 23時) (レス) id: 60a3e99319 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:yu-kun | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yyyh/  
作成日時:2019年3月10日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。