(物理的に)小さい降谷さん、拾いました。【名探偵コナン】I

第四話 ページ6

うちに住むことになった降谷さん。

…だが



「降谷さんサイズの服や物なんてないんだが」


「確かにな」


「服や下着は作れるとして、茶碗や箸はどうする」



最大な難問だな。

ここは私が食べさせた方がいいのか。

いや、それはさすがに降谷さんのプライドが傷付くだろう。

…あぁ、そう言えば



「知り合いに小さい包丁とか作る奴がいたな。降谷さん、すみませんが茶碗や箸類は少し待ってもらっていいですか？そういう物を作る仕事をしている知り合いがいるので聞いてみます」


「悪いな、急がないでいい」


「そういうわけにもいきませんよ。降谷さん今日はもうご飯食べましたか？」


「あぁ。今日はポアロの賄いが出てそれを」


「そうですか、じゃあとりあえず今日は服を作りましょう。サイズを測らせてもらっても？」


「構わない」



さて、その前に裁縫道具を持ってこなくては



「降谷さん、立ちっぱなしにさせてしまいすみません。このハンカチ使ってないのでこの上に座っていてください。私は裁縫道具を持ってきます」


「ありがとう」



裁縫道具は二階に置いてあるはず

最近趣味のくせして裁縫をしていないから上手く出来るかわからないが、頑張らなくては

…型紙、あったかな。

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