まさかのお見合い ページ18
一時「カァ!手紙ダァ!」
お館様が代替わりしてから組織内でのゴタゴタの落ち着き、比較的平穏になってくると任務が無いときに耀哉から良くお茶に誘われる
特に断る理由もないし、弟みたいで可愛いから毎回行っている
まあお館様と友人なんて一般隊士は知らないだろうけど
耀哉は柱としてのお呼び出しは一時の口伝てで言うけど友人としてのお呼び出しは手紙で知らせてくるこれが私等の示し合わせだ
今回は手紙だから堅苦しくする必要はないから助かる
堅苦しいのは嫌いだからな
屋敷に向かい女中さん達に手土産を渡して耀哉の居る部屋に向かった
『やあ久しぶり耀哉調子はどう?』
耀「元気だよAは?柱の任務はどう?」
『鬼面倒くさいし、報告書を書くのも大変だ柱って激務だな』
耀「それだけの実力があるんだよそれにAは隠への対応も丁寧だって鬼殺隊隊内では好評だよ?私としては継子を作ってくれると尚良いんだけどね」
『何言ってるんだ私が指南なんて有り得ない それに私は柱の中では最弱だぞ』
耀「おや、嗔寿郎はAはいずれ柱の中でもトップクラスの実力者になると期待しているよ?」
『買い被り過ぎだ
それで?今日は何の用だ?手紙だったから鬼とは関係ないんだろう?』
お茶を啜るここのお茶は旨いんだよね
耀「実はね、今度お見合いをするんだけど・・・」
『お見合い?誰が?』
耀「私」
『ブッッッッッッ』
『ゲホゲホはぁ!?』
そしてあれよあれよと言いくるめられてお見合いの護衛役えお任されて今馬車に乗っている
『そういえばこの前聞き忘れたがお相手はだれなんだ?』
耀「産屋敷家の人間は13歳迄には娶っているんだ
代々神職の家の女性を娶って子供の寿命を少しでも伸ばそうとしているんだ
だから神職の家の出だね」
『・・・そうだったのか』
今回耀哉のお見合いの付き添いは私と馬車を引いて人の2人だけ
馬車を引いている人はなんでも元隊士だったらしい
今回のお見合い会場の場所は彼しか知らない
しかも彼は送迎係であって、会場までは来ない・・
私は結構人生長く生きているが、お見合いは初めてだ
やばい胃が痛い←
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作者名:樹羅 | 作成日時:2022年12月22日 16時