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霊術院って確か6年制で・・・いや飛び級制度もあったな


え、1年で飛び級?それで卒業?


早くて3年は掛かると思っていたのに・・・


『是非2、3候補辺りに入れてね以上』


「ありがとうございました!隊長の皆様はこれから6回生の授業を見れますので是非お越しください」


『問い詰めてやるボソッ』


六「恐っそろしまあ市丸は俺の隊が貰うがな」


鳳「僕も負けてられないね」


京「おやおや賭けてみるかい?」


『お前等残るのかよ』


京「そりゃあ勿論」


六「早いもの勝ちだぞ」


鳳「この日の為にリストアップしておいたんだから」


『ストカー?』


京「女の子のリストなら見せて欲しいな」


六「鳳橋・・・」


鳳「違うからね!?」


京「おっ、そこの君〜」


鳳「狙いの子が居た行ってくる」


『行かねえの?』


六「んじゃ早速市丸の所に行きますか」


『行ってら』


授業覗いてみるか


だが・・・


『やっぱり羽織は嫌だ!』


羽織は注目の的になるこれ持論な







前言撤回顔バレしたから羽織無くても同じだわ


私が教室の後ろに立っただけで先生がガチガチになってるし


生徒が何人かこっちチラチラ見てくるし


先「そ、それでは隊長殿もいらっしゃる事ですし、死神の心構えを教えてくれませんか?」


『・・・え?』


一斉にこっちを向くのは一寸怖いな


っていうかそれ私に一番聞いちゃいけない質問じゃね?


『ん、えっ心構え・・・死んででも生きて帰ってくる事、かな?』


先「死んででも?」


『生きてればその後はなんとでもなるけど、死んだらそこでお終いだろ?まあ要するに生きる事を諦めんなって事だ

あれ?死んでも生きて帰るって矛盾してる?』


先「いえ素晴らしいお言葉です、ありがとうございます」


『いやいや・・・』


授業が終わると同時に教室を出て校舎内を歩いた
視線が痛いよぉ・・・


窓の外を見ると丁度中庭で斬術の稽古をしている生徒の中に小さい銀髪の子ーーギンが居た


『おっ』


屈強な年上にも怯まず懐に突っ込んで木刀で一撃


やるねぇ


中庭に出て壁に凭れかかれながら生徒達の稽古を眺める

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作者名:樹羅 | 作成日時:2023年1月30日 15時

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