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浮「なあ引き受けてくれよ〜」


海「いえ、ですから最近妻も懐妊した所ですし・・・」


浮竹十四郎は悩んでいた


十三隊の副隊長が現在空席のため信頼の置けて実力もある志波海燕に席を任せたいのだが、当の本人が中々渋って応じてくれないのだ


浮「でも、君にしか頼めないんだよ・・・」


海「それに俺に副隊長はちょっと無理ですって」


『そうか?私は結構問題ないと思っているがモグモグ』


浮「ほら御影もそう言、って、い、る・・・」


『久しぶり浮竹四番隊であった時以来だな』


海「いつの間に!?」


『「なあ引き受けてくれよ〜」辺りからモグモグ』


浮「そんな最初から・・・それなんだ?」


『喜久水庵、喜久福
現世の仙台っていう所の名物超ーうまい
私のオススメはずんだ生クリーム味』


浮「美味そうだな」


『でしょ?そんな土産をあげようと思ってなほれ』


海「どれだけあるんですか・・・」


『計十箱クリーム味とずんだ生クリーム味それぞれ5個ずつだ
浮竹にはこれ位でちょーどいい』


浮「分かってるな!ありがとう嬉しいよ」


『どーも』


浮「でもどうして急に?今迄貰ったことなかったけど」


『あーギンを探してくれたお礼だよ』


浮「参ったな、恩返しの積りだったのに・・・」


白髪には合わない黒々とした眉毛を下げて困ったような顔で言った


『あんなん恩のカウントにもならないよ、結局卯ノ花に投げたし』


浮「いや、卯ノ花さんも治療は完璧だって言ってたよ今は定期検診するだけで発作もでないし」


『・・?おい、本当か?』


海「はい、咳き込むのは極たまに見ますがそれ以外は・・・熱も出さずに仕事をしておられますよ」


『ふーん』


現世の医学本を読んでいたことがあったからな、似たような病気を参考にして治療したが上手く行ったようだな


『まあよかったな』


浮「だから恩返しの積りだったのに・・・」


『気にすんな!気にすんな!んじゃそろそろ行くわ』


浮「また寄っていってくれよ」


『気が向いたらな、あそうだ志波これ』


海「え?」


『結婚祝いと妊娠祝い渡せてなかったからな都ちゃん元気?』


海「母子共に健康ですただ、悪阻が酷いらしくって・・・」


『そうか、卯ノ花ならなんか対応してくれるんじゃね?流石の私でも妊婦はねぇ』


海「そうさせて貰います」


『んじゃ』


浮「・・・海燕、副隊長は・・・」


海「お断りします」


浮「だよねぇ・・・」

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作者名:樹羅 | 作成日時:2023年1月30日 15時

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