§Thirty-four ページ34
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大「送ってあげられなくてごめん。」
あ「ううん……一人で帰れるから。大貴、お大事に。」
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何で寂しい気持ちが増すんだろう。
背中を向けて、歩き出そうとしたら……
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大「あのさ、A!」
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呼び止められた。
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大「何かあったら……いつでも来ていいから。
何かあったら、辛いことがあったら、
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傷つけられたら……
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俺が守ってあげるから――――……約束。」
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私が言葉を口にする前に、ドアが閉まり
大貴の姿は見えなくなった。
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私が翼のマンションに帰ると、すでに仕事から帰ってきているようで
電気がついていた。
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あ「ただいまー……」
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翼「A……どこ行ってたの?
帰り遅いから心配してたんだよ!」
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私がリビングに入ると、
翼は私をきつく抱き締めてきた。
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あ「翼?」
翼「今まで男のとこいた?」
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あ「えっ……?」
翼「ねぇ、答えてよ……」
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翼の鋭い瞳は
私を精神的に追い詰める。
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あ「あの……同級生の子が熱出してて、それで……」
翼「だから、それが男かどうか聞いてんだろ?」
あ「それは……」
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ブーブーブー……
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鞄の中のケータイの音が静かな
リビングに響き渡っていた。
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207人がお気に入り
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おんぷ(プロフ) - 萌さん» 最高だなんてありがとうございます!あ、分かってくれる人いてよかったです。二人の時のラジオ、面白かったですよね。これからもがんばります! (2013年3月3日 13時) (レス) id: 6065dc2266 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 美遊(おんぷ♪)さん» 私も全部保護してる(笑)こないだ私の誕生日だったんだけど、好きな人に直接おめでとうって言ってもらえた////めっちゃ嬉しかったよ(/ \*) (2012年10月11日 0時) (携帯から) (レス) id: 31d1c94f48 (このIDを非表示/違反報告)
miku♪(プロフ) - 美遊(おんぷ♪)さん» そっかぁ((●≧艸≦) (2012年10月10日 21時) (レス) id: 7601a9d02e (このIDを非表示/違反報告)
美遊(おんぷ♪)(プロフ) - はるあさん» マジで、そうしてもらえると嬉しいな♪更新ますます頑張れるなぁー☆ (2012年10月10日 0時) (レス) id: 6065dc2266 (このIDを非表示/違反報告)
美遊(おんぷ♪)(プロフ) - みかんさん» わかるなぁ、それ。ウチも好きな人からのメール、全部保護してるからさ^^ムフフしてもらえてよかったw (2012年10月10日 0時) (レス) id: 6065dc2266 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おんぷ♪ | 作成日時:2012年9月17日 1時