【黒バス】幽霊少女と不良少年【灰崎祥吾】

五話 ページ6

仕事が決まってしばらくしたある日のこと

どうしたんだろう、足取りが微妙にふらついている。
顔色も悪いし、こころなしか具合悪そう…
気休め程度にしかならないけど今日はずっと祥吾君のそばにいておこう、大丈夫かな…

バタン

うわぁぁぁ！倒れた！
と、とりあえずベッドまで運ばなきゃ！

お布団かけて…あれ、体温計どこー！？

良かった医療用品全部同じところにしまってあった…39.2℃！？

冷えピタがない…だと…！？仕方ない、氷水用意しよ…

氷枕あった！これで勝つる！

うわおでこに置いたタオルもう温くなってるよ…

もうお昼じゃん！消化にいいもの…

一応ご飯用意したけど…誰が用意したの！？ってなるよね…

うわ！今更だけど学校に連絡するの忘れた…私が連絡しても完全に不審者ですね分かります。


…私、とても迷惑だなぁ
祥吾君に穢れの被害が及ばないようにそばにいて、そばにいたせいで迷惑かけて、
迷惑かけたのに元々の目的を果たせていないなんて…

私なんていない方がいいじゃん

「そん…な…こと…ない…」

……え？

「前…より…すごく…怪我しなくなったし…」

「だから…」

ー私なんてって言わないでー

気付いたら、私の目からは勝手に水が溢れ出ていた

☆☆☆
やっと主人公ちゃんと灰崎君の会話？的なものが出来ましたね！
これからは灰崎君とどんどん絡みが増える予定です！

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