【黒バス】幽霊少女と不良少年【灰崎祥吾】

三話 ページ4

私が今までに祥吾君にかけた迷惑を挙げて行く。
大分端折ったから皆には伝わっていない部分ばかりだと思う。

・いろいろ体を借りてつまみ食い(不可抗力なんだけど…計…何回だろうね…(遠い目)
・そのせいでご飯の量が足りなくて、祥吾君が学校で他の人のご飯をつまみ食い(私のせいで更に悪評上がってしまってごめんなさい！)
・祥吾君の家に経済的負担(月一程度とはいえ小5女子一食分食費増えた訳ですしお寿司)
・祥吾君の家に経済的負担その2(食器割っちゃってごめんなさい！)

以上
決してドジっ子ではない。
経済的な負担がほとんどだし、お詫びの品とかもお金が必要だけど幽霊だから仕事出来ないし、
しかも最近祥吾君私のせいか中学生なのにバイト始めちゃって更に悪評上がるし！
そもそも私が近くにいて祥吾君にいいことないじゃん。
穢れだって今までなんとかなってた訳だし。
あれでしょ？私偽善者でしょ？自己満足でしょ？
鬱だタヒのう。もうタヒんでるけど2回目はどうやってタヒぬのかなー。

とか考えながら「幽霊 仕事」の脳内検索で出て来たお化け屋敷のアルバイト募集の場所に
向かっていた。

さて、ここで皆に問題だ。
幽霊は皆さんの認識通り実体がありません。
では、どうやって物を持っているでしょうか？
正解は、念力的なもので浮かせて物を持っているように見せる。でした！

そう、そこでハプニング発生。
転がって来たペットボトルに気づかず、そのままペットボトルが
私の体をすり抜けてしまった。

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